楽しく英語学習するマインドセットと学習サイトまとめ
IELTS対策のために、オンライン・プライベート・サポートのご契約を頂いているYさんから、表題に関するご質問をいただきました。メールでお答えしていますが、noteで回答してもいいとのことでしたので、こちらにも掲載します！どなたかの参考になれれば幸いです😊
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楽しく英語学習するマインドセットについて
きっかけはわたしが最近DMM英会話を始めて、「留学時代以来、初めてまともに英語を話していて楽しい」という内容をメールしたことでした。（勤務先の高校は受験指導がメインなので英会話はしないカリキュラムなんです）
Yさんからの返信がこちらです。
「ひさびさにまともに英語を話すことができていて楽しい」この感覚がとってもうらやましいです！ここら辺に関しては、本当に不思議だな、やっぱり向き不向きあるのかな、なんていつも考えてしまいます。（中略）どんなマインドセットでいたら「楽しいっ」って思えるのでしょうか…。
― Yさんのメールより引用
最後の質問を受けて、わたしは以下のように返信させていただきました。
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実は、意図してマインドセットをしている意識はまったくないのです。笑
わたしにとって楽しいことって、好きな分野で新たな知見を得ること、そしてそれを自分よりも知らない相手に伝えることなのかもしれないです。仕事をするうえでアップデートしなきゃいけないから学ぶという意識も多少はありますが、前置詞など深いところを追求するのは完全に知識欲からですし…。
英会話も、再開するのは仕事がきっかけではあるものの、言えなかったことを言えるようにする、できなかった発音をできるようにする、というのが楽しと感じられるから毎日続けられるのだと思います。自己分析をして、弱点を見つけて、それを改善するプロセスが楽しいのかもしれません。笑
教科書作りのためにイラストレーターを使っていますが、やはり新しいテクニックを覚え、なにかを作り出すのが楽しいと感じます。イラレを動かすことが楽しいのではなく、自分の成長を実感することが楽しいです。
英語を楽しむよりかは、このように別の部分に楽しみを見出すようにしてみるのはいかがでしょうか？
たとえばわたしは数学が本当にできなくて、苦手で、嫌いになったのですが、学習するプロセスを誰かが分かりやすく教えてくれたら楽しめると思うんです。成功体験をつめていない分野はいくら学習してもおもしろくないんですよね。
英語を楽しむという観点なのですが、教育業界では、生徒に取り組んでもらう課題は「生徒の実力＋１」レベルがいいと言われています。「＋１」が困難を感じつつも乗り越えられ、満足感を得られ、そして成功体験となり、前向きなサイクルができるからなんですね。
IELTSの教材は、受験者のほとんどの人にとって＋１以上のレベルだと思います。だからIELTS対策だけが英語の学習になっていると、苦しいかもしれません。１週間のうち、30分だけでも、自分のレベル＋１なものを取り入れられると、今よりも気持ちよく進められる可能性があります。
たとえばIELTSよりも易しいレベルのニュースで、速読練習としてタイムアタックをするなどがオススメです。速読の練習には、実力より易しいレベルの教材のほうが適していますので！タイムアタックは成果・成長が目に見えるので、満足感も得られやすいですよ(*^^*)
タイムアタックだけでは対策として物足りなかったら、１つのニュースから要点となるキーワード（動詞でも名詞でも）を10個抜き出す、とかもいいですね。要旨選択問題に役立ちます。ポイントはその10個の単語を取り入れて、ニュースの要約文が作れるか？です。ちょっと発展的なアウトプットの練習になります。
どちらもゲーム感覚で気軽にできますので、よければ試していてください(*^^*)
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さらに返信が届いたので、こちらも引用させていただきます。
ちょっと空き時間にさっと携帯を開いてアプリで速読（もしくはリスニングも？）のテスト・ゲームができるようなアプリを探してみたいと思います！コヤマさんのほうで何かおすすめの「ゲーム感覚アプリ」ありますでしょうか？
オススメ無料学習サイト・アプリ
というわけで無料のオススメサイト・アプリをご紹介いたします！わたしもスキあらば学校の授業で使いたいと思っているものです。どれも同じ内容でも英文のレベルが選べるというところが特徴です。
News in Levels（WEB/アプリ）
こちらの特徴は以下の通りです。
・どのレベルもさっと読める短さ
短いから継続できる！
・目当ての単語が決まっている
新出単語の取捨選択済みなので圧が少ない！
・動画がある
リスニング・会話に対応！
・ニュースに関して、１題質問される
英作文・会話の練習に！
・他者の意見が読める
英作文・会話でのネタ探しに便利！
レベルは３段階に分かれている
ふつうに開くと広告の量が尋常じゃないのが難点ですが、無料なので文句は言えませんね…！課題としてはスッキリしているので、英文のサイト自体に抵抗がある人にオススメです。更新頻度はこちらのほうが高いです。
Breaking News English（WEBのみ）
こちらの特徴は以下の通りです。
・どのレベルもさっと読める短さ
短いから継続できる！
・学校の教材のように構成されている
導入→単語マッチング→TF問題→空欄補充→リスニング→Q&A→ディスカッション→英作文などなど
・音声がある
リスニング問題に完全対応！レベルと速度も選べる。
・ディスカッションの質問が豊富
思考力を鍛えられる！
・目標と気分に合わせて出題形式を選べる
むしろ全部を行うのは大変！１つのニュースに対して課題が豊富すぎる…！
このように課題量が凄まじい
英文の課題がどっと出てくるので、視覚的に長文に対して抵抗がない中級者くらいの方にオススメです。文字が詰まっているデザインのところもあるので、画像左上「PRINT」にある「27-page lesson」から必要なページを選んで印刷すると取り組みやすくなると思います。こちらは２日に１回程度の更新頻度のようです。
TweenTribune（WEBのみ）
ネイティブの学年（Grades K-4、Grades 5-8、Grades 9-12）を基準にレベル分けされたニュースサイトです。ネイティブ向きですので、３つのサイトのなかで一番レベルが高いです。
こちらの特徴は以下の通りです。
・K-4レベルでも1000words
全てのレベルで、1000Word前後あります。語数ベースで行うタイムアタック向きです。
・教科書のような内容
テーマとしては英検２級～準１級の長文に近いです。
・記事に関して、１題質問される
英作文・会話の練習に！
・他者の意見が読める
英作文・会話でのネタ探しに便利！
とにかく長いので読み応えはあります。スキマ時間向きではないですね。一通り過去問を解き終わったあとなどに、がっつり長文を読みたいとき向けです。ただし問題は付属していません。資格試験対策としては、「読むのにかかった時間」を測るのがいいでしょう。４日に１度くらいの更新頻度のようです。
本を書いてます！
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