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世界を旅するキッチン:デンマーク料理
今回は自宅で北欧(デンマーク)ウィーク編ということで、世界を旅するキッチンはデンマーク料理に挑戦しました。
「北欧料理大全」(カトリーネ・クリンケン)によると、女性の社会進出が世界トップを誇る北欧では、普段ワンプレートなど30分以内で作れる時短料理が多いそうで、合理的で個人がセルフサーブするスタイル、そしてオーガニック食品など環境・健康意識が高いのもお国柄ですね。
2004年「新しい北欧料理のためのマニフェスト」が発表されて、地元の食材へ着目とともに伝統的食文化の再発見・継承が重視され、その後NOMAなど革命的なニューノルディック料理に繋がる系譜が拡がったそう。
北欧は言語や文化・料理も共通性が高いですが、デンマーク料理でまずは外せないのがスモーブロー。ライ麦パンに野菜や魚介など、彩り豊かな具材を乗せて楽しむオープンサンドイッチは、北欧デザインの食器とともに写真も映えますね。
ランチは4種のスモーブローに、グリーンピースの甘味が絶品のポタージュとシュリンプカクテル、鶏モモの皮をパリパリに揚げたチキンサラダなどを。
そして夜は、北欧名物フレスケスタイ(豚肉のロースト)を。大物をオーブンで2時間かけてじっくり焼き上げて完成!男の料理感あります。
最近エキゾチックな世界料理が多かったので、シンプルで食べ慣れたカフェ系メニューは家でも好評でした。