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世界を旅するキッチン:プーリア料理
世界を旅するキッチン、今回は自宅で南イタリア・プーリア州の手料理に挑戦しました。
プーリアといえば、イタリアのブーツのかかとに当たる州で、「南イタリアのフィレンツェ」と呼ばれるレッチェや、アルベロベッロ、イトリア渓谷など、円錐型の屋根の住居トゥルッリが立ち並ぶ、素晴らしい風景でも知られる場所ですね。
プーリアを選んだ理由は、ナチュラルで素材の旨味を活かした魚介や野菜などの料理が有名で、日本と親近感を感じるから。娘がタコが大好きなので、タコ料理を2品入れてみました。
今回は前日から仕込んで昼と夜で6品を。ランチはタコとスダチ・セロリのセビーチェ、タコのイタリアンフリットに、見目も華やかなオレンジサラダ、そしてムール貝のワイン蒸しなど、魚介の爽やかなメニューで。
夜はプーリア州の名物パスタ・夏野菜のオレキエッテ(耳たぶパスタと呼ばれてるやつ)と、ムール貝・アサリとじゃがいものティエッラを作ってみました。見るからに美味しそう!
ワインもプーリアワインを選んでみましたが、アンティノリがプーリアで作るトルマレスカの白が魚介に合って、これまたワインが進むくんです。料理は新しい世界と出会いがあって楽しいですね。