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世界を旅するキッチン:ベルギー料理
春の陽光が心地よい日曜日ですね。こんな日は昼間から外で山盛りのムール貝と白ワインで乾杯したい!ということで、今週末の世界を旅するキッチンはベルギー料理に挑戦。
ベルギー料理はフランス料理に近いといいますが、出自から大きくワロン料理(フランス語圏)とフランドル料理(フラマン語圏)に分かれ、郷土料理はフランス北部に近く、バターやクリームをよく使うそう。
ベルギーの食と言えばムール貝や多彩なベルギービールはもちろん、ゴディバやノイハウス・レオニダスなどチョコレートが世界的に有名ですね。17世紀にスペイン領だった頃に、南米からカカオが入ってきたことが由来だそう。フランドル地方のバン・ホーテンがココアバターの抽出法を発明し、今のチョコレートの起源となったとか。
あと、ベルギーはフリッツと呼ばれるフライドポテトの発祥地でもありますね。
今回はムール貝のワイン蒸しとカルボナード(牛肉のベルギービール煮)、ベルギー風チコリのグラタン、リエージュ風サラダ、そしてベルギー名物フリッツ(フライドポテト)にベルギーワッフルを作ってみました。
さすが美食の国、ベルギー料理は何を作っても美味しくて鉄板です。ペアリングはもちろんベルギービールに、白ワインはアルザスのピノグリでムール貝と。春の休日らしいピクニックランチを楽しみました。