世界を旅するキッチン:クロアチア料理
この週末は、6月ながらカラッとして気持ちいいですね。今週の自宅で世界を旅するキッチンは、アドリア海の青い海をイメージして、クロアチア料理に挑戦してみました。
クロアチアといえば、魔女の宅急便のモデルになったとも言われるアドリア海の真珠・ドゥブロクニクのイメージが思い浮かびます。ワイン仲間のまっちゃんも好きでよく訪問してましたね。コロナ後にぜひ訪問したい場所の一つ。
クロアチアは1991年旧ユーゴスラビアからボスニア・ヘルツェゴビアと分離した新しい国ですが、クロアチア王国は8世紀頃から存在した歴史ある国だそう。小国ながら、モドリッチやラキティッチなど、ワールドカップも上位常連のサッカー強国として有名ですね。
クロアチア料理は、歴史的に海岸部はアドリア海を挟んで隣のイタリア(ヴェネツィアなど)、内陸部はオーストリア=ハンガリー帝国、そして南部はオスマントルコの影響を強く受けています。「クロアチア料理というものはない」という人もいるそうですが、ユネスコの無形文化遺産にもなった地中海料理の特色を持ち、文化の多様性がご覧の通り豊かな食文化を誇っています。あとワイン産地としても歴史が古いですね。
今回は、クロアチアの多様な食文化を味わおうと、チェヴァプチチ(クロアチア名物の俵型ハンバーグ)、クロアチアの伝統料理シュトルクリ(チーズクリームパイ)、シーフードにタコのサラダ、プロシュートとサラミの前菜、、トリュフソースのペンネなどを作ってみました。
シュトルクリは、たっぷりのカッテージチーズとモツァレラ、サワークリームをパイ生地に挟んでオーブンで焼き上げ、高カロリーですが病みつきになる美味しさ!ワインが進みますね