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40代ワーママの2回転職。その背景とか転職あれこれについて

私は現在40代のワーママ(子ひとり)です。40代で異業種への転職を二回したことがある、と話すと・・・意外に驚かれるwので、そのまとめとか、転職背景とか書ける範囲でこちらにまとめておこうと思います。40代でワーママだからもう転職活動なんて無理だー、我慢するしかない・・って思っている方への力になれたら! 


1回目の転職:なぜ異業種に挑戦したのか?

私はずっとアパレル業界での仕事をしていました。自己紹介ページでも詳しく書いていますが、30代前半は7年つとめた会社を退職し、イタリアへの留学もしています。その留学の成果、実りを仕事にぶつけたい思いが強く・・ご縁があって日本の会社ですがイタリアへ行き来するアパレルの仕事に就くことが出来ました。

その会社では10年ほどお仕事をし、年の半分くらいはイタリアへ行く生活。当時は仕事がとても楽しかったです。とはいえ、段々と仕事の将来性やこのままずっとアパレルの仕事だけでよいのか、この業界はどうなるのか、旧態依然としたアパレル業界の構造にやりきれなさを感じたり、もちろん結婚したいのか、子供どうしたいのか?とかとか。30代後半の女性が悩みがちなあるあるにつぶされていました笑 

これまたご縁があり、40歳で結婚、41歳で出産。※詳細は割愛w 

ゼロ歳の子を置いて、イタリア出張してほしい(実際行きました)と言われたときの気持ちは・・・色々と複雑でした。あんなに楽しいと感じていた仕事がまたちょっと違うフェーズに来ている、私自身も大きく変わったのだろう、家族との時間を大事にしたいとかとか・・色々考えました。

そのタイミングで始まったコロナ禍。認可保育園のゼロ歳児クラスに入った4月はまさに緊急事態宣言になり、子供は自宅待機。私はリモートワークとなり・・出張ベースで成り立っていたアパレル事業もなかなか厳しい局面に入ります。

緊急事態宣言が明けてからは、リモート勤務が出来ない環境にめちゃくちゃモヤモヤし・・これはもう自分自身のライフスタイルと会社環境や目指したい方向性のミスマッチがある、転職のタイミングだ!と腹をくくりました。 

特にアパレル業界へのこだわりはなく、もし選べるのであれば新しい業界へ行ってみたい、チャレンジしてみたいとい気持ちのほうが強かったのをよく覚えています。

40代での転職活動、実際どうだった?

実際の転職活動は4か月くらいかかりました。幸い?仕事がかなりヒマだったので、時間のやりくりにはあまり苦労しませんでした。むしろ本業がどんどん悪化していくことが心配になるくらい・・・。

大変だったのは、アパレル経験しかないのでもちろん紹介されるのは、経験を活かせる業界ばかり。というか、そこしかないw 私が採用担当者だったらそう思いますー。で、異業種に結果的に決まった理由は、アパレル業界でこれまた様々な経験を積んできたから、に尽きるのかなと。 

なので、その部分をしっかりと採用担当者の方にわかってほしいので、特に職務経歴書をわかりやすく端的に書くことには気を使いました。確か一か月くらいかけ、添削もしてもらいました。

ワーママだからこその転職の難しさと乗り越え方

ワーママ、と一言でいっても色々と制約条件は個人によって違うのかなと。もちろん今までのキャリアは様々です。夫の勤務形態が在宅メインなのか、残業の多さとか、保育園の預けお迎え時間のリミット、子供体調不良時のヘルプ体制があるのかないのか、近くの病院への行きやすさ、保育園ー自宅の距離とかとか。

私の場合:夫は在宅メインで残業ほぼ無し、保育園と病院、家はかなり近い、都内在住、ヘルプ要因は実母やシッターさん、でした。恵まれていると思っています。 

ヒトによっては、時短勤務をしたい、またはしっかりキャリアを築いていきたい、フルタイム正社員とは別の雇用形態で働きたいというのもあるかもしれないので・・・ここもしっかり自分はどういうライフスタイルを送りたいのか、その中で「働く」ことはどういう位置づけにあるのか、をしっかり内省する、というのが回りまわっておすすめです。 

環境を変えたい、何かに挑戦したいから転職という決断をするわけですし、これだけは譲れない部分というのはしっかり持っていたいものです。 

この内省作業は、時間をかけても良し。
結果的に転職しない、という決断になっても良いと思います。

2回目の転職で感じた「経験」の価値

私自身、何か専門的に特化しているわけでもなく、アパレル業界後は、本当に様々な業務を経験しました。マーケティング、分析、海外子会社設立とオペレーション設計、渉外対応、人事管理、採用、財務管理、経営周りあれこれ等。もう経験していないのは、エンジニアくらいかってくらいです笑  

この業務のことならだれにも負けないくらい知識と経験があります、というような人と出会うとどうしても尻込みしてしまいます笑 すごーすごーって。でも自分には、多種多様な経験がある、それらに対して結果はどうだったであれ、人と協力しながら「仕事として」色々と完遂してきたことは確か。 

そういう意味では、新しいことを柔軟に学んでいくスピードだったり、人に遠慮なくどんどん質問するところだったり、「経験がない」を理由に業務を断らないでいたら・・・色々とやれる範囲が自然に広げられたと思っています。その「質」に関しては正直わかりませんが💦、「経験できた」というのはとても大きいです。

様々な業種を受けましたが、結果的に内定をいただいた会社(2社)はどちらも私の経験値を面白がってくれ、ポジティブなとらえ方をしていただいたと思っています。なので、転職活動をして一番思うのは、自分のキャリアって自分ではどうにも評価できない、評価する(=転職だったら内定をもらう)のは、他者であるということ。

私のように「色々と経験値は幅広いけれど、いまいちしっくりこない」という方は、ぜひぜひボリューム大!の職務経歴書を書き直してみる、仕事の棚卸を毎期の評価タイミングで書き足していく、その中での自分の得意、不得意を見極めていく・・・等の言語化をぜひおすすめします。

今だからこそ伝えたい!転職を迷っている40代ワーママへ

ワーママか独身なのか、とかいう・・・いわゆる「属性的」なものを除いても、40代って本当に色々と迷いやすいなぁと実体験も含めて感じています。

仕事では管理職についたり、家庭では子育てあったりなかったり、夫との関係、健康のこと、はたまた独身なのかもしれないし・・・貯蓄のこととかetc 考えたらきりがない位。 

その頭の中のアレコレの中の一つ、「転職するかしないか」については、ひっかかることがあれば是非ぜひまずは自分は仕事で何を得たいのか、を考えてみるのをおすすめします。 

働きやすいリモートワーク出来る職場なのか、管理職にトライしたいのか、異業種のより良い条件の職種にチャレンジしたいのか、等。迷いながらも動く、ということはむしろ当たり前なので、大きな決断は全く不要!で、まずはレジュメを更新したり、こういう働き方をしたいと言語化してみたりするのからまずおすすめです。 

そういうことを考える時間もないーーーという場合は。
まさに転職するタイミング!または生活を健康的に正常化していくタイミングなのかなと

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