世界の共通言語が笑顔なのは3日まで
旅中によく聞いていた音楽の1つに高橋優さんの「福笑い」があります。
「きっとこの世界の共通言語は英語じゃなくて笑顔だと思う。」
とってもいい歌で私もダンナさんもよく口ずさんでいました。
ところで私のダンナさんはいろんな国を旅してきましたが、英語が全く話せません。
どのくらい話せないかというと、「How old are you?」がわからないレベルです。
中学生以下ということですね。ある意味尊敬です。
彼はこの英語力で世界を渡り歩き、2泊3日のトレッキングツアーに欧米人の中1人で乗り込んで楽しんできたというのだからなかなかのツワモノです。
ちなみに私はなんとか旅ができる程度の英語力です。
そんな私たちは世界一周ハネムーンでアフリカに行くことにしました。
でも治安も心配だし、時間もあまりなかったので、オーバーランドツアーというトラックを改造したような車で、各国から集まった旅行者と一緒に旅をするツアーに参加しました。
南アフリカからジンバブエ、ボツワナの3カ国を16日間で巡るツアーです。
オーバーランドツアーは、基本的にキャンプ、自炊(もしくはコック付き)しながら、ある程度の長い期間共に生活しながら旅するスタイルです。
当然ですが、コミュニケーションは全て英語です。
ツアー会社に申し込むところから、スケジュール、規定、保険、支払いなどドキュメント類はすべて英語で読まなければなりません。
この辺は私が手続きをしたのですが、 ツアーが始まっても、毎日のブリーフィング、各参加者とのやり取りも全て英語になります。
日本ではまだまだポピュラーな旅行手段ではなく、今回のツアーも日本人の参加者は私たち2人だけ。
彼も最初はがんばってみんなとコミュニケーションを取っていたんだけど、だんだんと手詰まりになってきたようで、他のメンバーも彼となかなか会話が通じないので、私に話しかけるようになりました。
そんな時に彼がぼそっと言った言葉。
「世界の共通言語が笑顔なのは3日までだな」
深い!実に深い!実体験から得られた名言だと思います。
高橋優さんにも教えてあげたい(笑)
アフリカの旅はいつもトラブルだらけ。
出発早々タイヤがパンク!
車が埋まってしまい、みんなで押す。
牛の往来で車が立往生。
そんなこといってもアフリカの大自然は素晴らしく、ツアーメンバーやガイドはとてもいい人たちだったので私もダンナさんもとっても楽しめましたよ~♪