楽しいことのために生きる
人が亡くなると悲しい。
直接話しをしたことがなくてもテレビや作品を通じて知っている人だと悲しい。
亡くなったのが自殺の場合、その悲しさは大きくなる。
自ら死を選ぶことになるまでの苦しさ。
ご家族や関係者の無念。それらを勝手に想像しては悲しい気持ちになる。
義務はつらい。
〇〇しなくてはいけないという義務は心の負荷になる。
周りの人が悲しむから死んではいけない、生きなくてはならない。
これも義務になってつらいと感じるかもしれない。
自分が死んだら悲しむ人がいる。
悲しんでくれる人は少なくとも自分を必要としてくれている、愛してくれている人たちだ。
自分を愛してくれている人と過ごす時間はつらさよりも楽しいはずだ。
そうした人たちと楽しい時間を過ごしたい。そんな自分の欲求のために生きる。
楽しさをもとめて生きる。
そう考えて、死を選択しない人が一人でも増えてくれることを祈る。