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iDeCoと老後のアセットアロケーション その1
私は外資系の証券会社で長い間働いていたので、企業型DCっていう確定拠出年金をやっていました。
これは退職しても持ち出して個人型の確定拠出年金に変更できるので、10年前に脱サラしたとき、個人型に切り替えました。いわゆるiDeCoです。
主に外国株で運用していたこともあり、最近では日本株も上がってきているので、拠出した金額のおよそ3倍くらいまで増えていまして、老後のステージに入ろうとしている今になって、ほんと、やっててよかったな、という感じです。
去年の春、60歳になり、iDeCoを受け取り始めることができる年齢に達しましたが、65歳までかけ続けられるので、今まで通りかけ続けていました。65歳まで続けて、一時金でもらうつもりでした。
iDeCoを一時金として受け取ると、iDeCoをかけてきた期間分を退職金控除することができ、その5年後に自分の会社を退職して退職金を受け取ると、その会社に勤務していた期間分の退職金控除が受けられるというので、65歳でiDeCo、70歳で会社を退職かな、と思っていたのです。
それが、この前の法律改正で、2026年1月以降にiDeCoを一時金で受け取った人からは、5年後じゃなく10年後じゃないと会社の方の退職金控除が受けられなくなっちゃったんですよね。てことは、65歳でiDeCoをもらったら、75歳まで会社にいなきゃいけなくなります。
まあ顧問とかで会社に残っててもいいんですけど、希望としては65歳くらいで抜けたいですし、じゃなくても、せいぜい70歳にもなれば仕事はしなくなるでしょう。それよりも、あんまり長く残ってて、今から15年も先に退職金なんてもらったら、跡継ぎの社長に申し訳ないし・・。
ということで、2025年中にiDeCoを受け取ってしまうことにしようかと考えています。
しかし、調べてみたらiDeCoに入っていた期間が17年なんですよね・・・。退職金控除って、期間が20年以上だと1年70万、それ以下だと1年40万の控除なんですよ。結構違うんですよね。あと3年入っていられれば控除も増えたのに、それもダメになる。まじ改悪。
まあしかし、文句を言っても仕方ないので、そこはあきらめて、次は入ってくる一時金をどうするかです。
今、iDeCoの中身はほとんど株式投信ですが、受け取るときはいったんキャッシュになるので、何かに替えることになります。これからも引き続き株にするのか、それとも債券か。日本の債券はさすがに金利が低すぎるので外債か。そういうことを考え始めると、NISA含め、その他の金融資産のアセットアロケーションは、今のままでいいのか・・と気になってきました。
ということで、今まで適当にやってた全体のアセットアロケーションを見直してみることにしました。
つづく