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奨学金の利子が急上昇!
こんばんは!
行動を促すFP*いしはらけいこです。
「”使う”が大事」がモットーの、ファイナンシャル・プランナーです。
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日本学生支援機構の貸与奨学金は、3月に卒業すると、半年後の10月から返還がスタートします。
2023年3月に卒業して貸与終了となり、2023年度に新社会人になった奨学生は、利率が大幅に上がっています。
利子を上乗せして返す奨学金を、「第二種貸与奨学金」といいます。
学生時代に毎月借りていた「基本月額」に対して適用される利率が、今年度の新社会人さんは、0.905%です。
参考までに、前年度までの利率の推移は
2022年度新社会人:0.369%
2021年度新社会人:0.268%
2020年度新社会人:0.070%
(いずれも3月に貸与終了した場合。利率固定方式)
0.905%と0.369%では、利子がどのぐらい違うと思いますか?
在学中に、毎月5万円を4年間借りたとします。
総額240万円の奨学金です。
卒業後、返還するのは
0.905%の場合、毎月14,322円を15年間、
0.369%の場合、毎月13,731円を15年間。
「たった591円」と思うことなかれ。利子総額では大きな差になります。
0.905%の利子総額:178,053円
0.369%の利子総額: 71,663円
10万円以上違うのです。卒業年が1年違っただけで!
「物価が上がって大変!」というのと同じで、長期金利が上がると、このような影響もあるのですよ。
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「”使う”が大事」がモットーの、ファイナンシャル・プランナー
行動を促すFP*いしはらけいこ
≪ライフプラン→マネープラン研究所≫
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