「おこづかい実証実験」⑧残高不足で、欲しいものが買えなかった経験
こんばんは!
行動を促すFP*いしはらけいこです。
「”使う”が大事」がモットーの、ファイナンシャル・プランナーです。
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娘が小学校2年生の頃の話です。
当時は、「0」のつく日(10日、20日、30日)がおこづかい日。
10日ごとに100円のおこづかいでした。
おい物大好きな娘。ちょっとお小遣いが貯まると、出かけた先で「何かを買う」ということ自体が楽しくて、すぐに使いこんでしまうのが常でした。
ところが急に、
「お小遣いをもらって、お財布に入れちゃうと使っちゃうから、お母さんに預けておく」
と言い出しました。
自分から言い出して、ビックリ!
おもちゃ売り場にあるゲーム機で、ゲームをするのが楽しくなっていた頃のことです。
おこづかいは自己管理させていたので、欲しいものがあったときや、ゲームをしたいときは、所持金の範囲で、使えるだけ使っていました。
すると、すごく、スゴク、欲しいものに出合った時に
「おこづかいでは買えない~~」
ということを何度も経験していました。それでも私は口出しせず。
悟ったらしく、
「せめて1,000円になるまでは、使わずに貯めておくことにする」
と言いだしました。
「ふ~ん」と私。
「それでね、自分で持ってると、つい使っちゃうから、おこづかいはお母さんに預けることにする」
と自分から言い、しばらくの間、本当に欲しいものがない限り何も買わず、ゲームをしませんでした。
残高が足りなくて、欲しいものが買えなかった経験が、娘を成長させてくれた瞬間でした。
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「”使う”が大事」がモットーの、ファイナンシャル・プランナー
行動を促すFP*いしはらけいこ
≪ライフプラン→マネープラン研究所≫
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