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台湾一日目夕ご飯

一人鍋のお店へ

 永楽市場が閉店していたので、そろそろ夕ご飯を食べることにしました。前回の記事で「絶対に食べたい物はあまりない」と書いたのですが、ぜひ経験してみたいことはありました。一人鍋のお店に行くことです。

 行ったのは、天喜迷你火鍋という、大勢で行っても一人ずつ鍋を食べられるお店です。それなら、一人でも台湾らしい食事を楽しめます。素晴らしいです!

 牛丼チェーン店のようにコの字のカウンターになっていて、真ん中で調理をして出してくれます。カウンターに埋め込み式のコンロがついています。すぐに入ることができて、席に着きました。お店には地元の人と思われる、家族連れ、夫婦、カップル、友人同士…。色々な人たちがいました。作っている人も、来ている人もにぎやかで楽しそうでした。

 メニューはよく分かりませんでしたが、石頭泡菜鍋という物を頼みました。お肉の種類を選べたのですが、何となく珍しい物を食べたくて羊にしました。

食事をしながらお酒を飲まない?

 鍋と言えばビールです!でも周りにお酒を飲んでいる人はほとんどいません。台湾の人は食事をしながらお酒をあまり飲まないそうです。食事は食事、お酒はお酒で別に時間をとるようです。

 私はやっぱり飲みたくて、お店の人に聞いてみました。入り口近くのケースに入っていて、自分で出してくるということでした。「あれここ?」と思いながら迷っていたら、お客さんの一人が教えてくれました。台湾にいる間は、こんな感じで「これでいいのかな?」と迷っていると、通りがかりの人が教えてくれることがちょこちょこありました。人の温かさを感じました。

 お鍋にはたくさんの種類の食材が入っていて、素朴な味で美味しかったです。辛い鍋ではありませんでした。お客さんからは外食だという気負いを感じず、普段着で来ている雰囲気が漂っていました。大衆食堂的な場所でした。

 黒レモンドリンクと同様、身体がポカポカになりました。台湾の食事は身体に優しい感じのものが多いな、医食同源なんだなと感じました。楽しい体験ができて、幸せな時間でした。

夜市へ

 その帰りに立ち寄ったのは、寧夏夜市という夜市です。大勢の人がいて、活気づいていました。こちらも地元の人が多そうです。一人鍋のお店と同様、台湾の素顔を見るようでした。

 いくつかのフルーツがお皿に載っていて、そこから1つお皿を選び、ジュースにしてもらうというお店でジュースを飲むことにしました。「テイクアウトか?」と聞かれてついつい「はい」と言ってしまったら、フルーツをそのまま袋に入れられてしまいました。慌ててジュースにして欲しいことを伝えました。追加料金を払い、ジュースにしてもらえました。何とか言葉が通じてよかったです。

 ジュースは思ったより、メロンやスイカなどの瓜系が主張する、青臭めの味でした。お鍋を食べた後の口がさっぱりしました。

 この時は食べていないけれど、オーギョーチーのお店。

 ホテルのロビーはクリスマス。

最後に

 いきなり、ディープな台湾の夜を味わえました。歩いてホテルに戻り、1日目が終わりました。

 明日はちょっと横道それて、台湾に行った時に感じていたことを書きたいなと思っています。

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