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ホノルルマラソン完走パーティー

衣装替え

 42.195kmを走り終わり、ホテルのベットでぐっすり眠った私は、午後3時頃にむくっと起き上がりました。もう完全復活!すっかり元気です。

 ここで、私がスーツケースいっぱいに何を入れてきたかが判明します。完走パーティーに着ていくための浴衣です。私はその年の秋くらいから、着付けを習い始めました。一番の目的は次の年の3月に娘の小学校の卒業式に着物を着ていくことでした。手始めにハワイで浴衣を着てみようと思い、練習をしてきたのです。完走パーティに着るだけのために、浴衣、肌着、帯などを持っていきました。そして浴衣を出した時に、昨日なくなったと思っていたカメラが見つかりました。あんなに探しても見つからなかったのに…。やっぱり前日で緊張して、動揺していたようです。

 しっかり練習してきたから、着付けはバッチリです。浴衣を着て、街に繰り出しました。

浴衣で街を歩く

 パーティー会場までは少し距離がありましたが、歩いていきました。浴衣を着ていてあまり大股で歩けなかったことが、マラソン後の身体にはちょうど良かったのかもしれません。お店をのぞいたりしながらブラブラ歩いていると、たくさん声をかけてもらいました。
 店員さんに“Beautiful!”とか言ってもらうと、営業トークかな?と思っても、嬉しかったです。着るものってコミュニケーションツールになるなと感じました。

パーティー会場に着く

 パーティー会場に着いて、少し驚きました。空港でいきなり走る格好をしていた人が多かったように、ここでも走る格好で来ている人が多かったからです。パーティーだから、みなさん少しかしこまった格好で来ているのかと思っていました。でもそういう人たちは私の気合の入り具合にびっくりしていたでしょうね。かなり目立っていたと思いますが、色々な人に声をかけてもらって楽しかったです。

 会場では無事に初マラソン完走したHさんに会え、一緒にテーブルに着きました。同じテーブルには私たち以外に、夫婦で来ている人が2組いました。どちらも出場したのはだんなさんのみです。40代くらいの夫婦と、60代~70代くらいの夫婦です。年配のご夫婦は定年退職後、だんなさまが世界中のマラソンに出ていて、奥さんも大体一緒ついていっているということでした。色んな国のマラソンのお話を聞けて、楽しかったです。
 Hさんが今回が初マラソンで、完走したことを話すと、テーブルはHさんお祝いムード一色になりました。知り合った人同士が完走をたたえ合い、温かい空気に心が和みました。

 パーティーでのHさんと私。Hさんの服が特徴的かなと思ったので、ハートで隠してあります。 

パーティーはビュッフェ形式で、色々な食べ物を持ってきて食べたり飲んだり、しゃべたりしながら楽しい時間が過ぎました。抽選会もあって、盛り上がりましたが、私は何も当たりませんでした。Hさんは何か当てていました。さすがです!

 そんなに長い時間の会ではなく、しばらくしてお開きになりました。Hさんとは連絡先を交換して、お別れをしました。(数か月後に東京マラソンの応援に行った時に再開をしました。)みなさんそれなりにお疲れの様子でしたので、あっさりとしたお別れになりました。

最後に

 長かったような短かったような一日が終わりました。一生忘れられない日となりました。次の日も私は精力的に活動をしました。お楽しみに!

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