殻を破るということ
自分らしく生きるって
前回の記事で50歳になった時に、「これからは自分の望みに従い、自分らしく生きたい」と思ったことを書きました。こういうお話をすると、「私も人にどう思われているかを気にしないようにします。」とか「自分らしく生きられる勇気が欲しいです。」というお言葉をいただくことがあります。
誰かの励みになり、そのように言っていただくことは、とっても嬉しいです。でも、私には今もそんなに勇気はないし、人にどう思われるかを全く気にしない性格にはなれそうにもありません。
自分の気持ちを受け入れる
ではどんな風に、私に変化が起きたのでしょうか?勇気を振り絞ったとか変わる努力とかはしていません。私がしたのは、今まで感じないようにしていた気持ちから目を背けるのを辞めたことです。ちょっとした嬉しい気持ちや嫌な気持ちを自分で受け入れるようにしました。それまでは子どもっぽいと感じていたことですが、嬉しい時は喜び、嫌なことは嫌だと感じ、嫌なことは1つ1つ取り除くようにしました。
嫌なことに目を向けて、取り除くということに苦しさを感じることもありました。すぐに取り除けたこともありますが、大きな決断を迫られたり、自分の中で嵐のような感情になってしまったりしたこともあります。
でも感じたことはすべて事実なので、否定はしませんでした。徐々にどんな私でもOKだと思えるようになってきました。それに伴い、人の気持ちを変えようとする努力はしなくなっていました。人がどう思うか気にはなっても振り回されなくなっていました。
今は
そうしているうちに自然と、自分の好きなことを遠慮せずにできるようになっていました。私を取り巻く世界がいつの間にか変わってきました。ホノルルマラソンに出た頃もまあそんな心境になりつつはありました。でも仕事とか色々な場面で、まだ人目を気にして自分の在り方を決めている部分がありました。ホノルルマラソンに出た2015年頃にスタートした私の変化が、最近ひと段落しました。
最後に
台湾旅行はそんな私の色々な気持ちの揺れ動きと共に進行していきました。たくさんのことを感じる旅でした。