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子どもの風邪と仕事と

先日息子が突然発熱した。
本当に突然だった。
急に元気がなくなってきて身体を触ると熱い。
熱を測ると38度を超えていた。
息子はぐったりとしている。
みるみる熱は上がり39度を超えてしまった。

久しぶりの高熱
それまで元気に遊んでいた息子が
急にぐったりしてしまった

この日は土曜日。
子どもの救急外来に向かう。
薬を処方してもらい家に帰った。
翌日もまた別の病院に行ったのだが
病名がつくようなものではなかった。
しかし1日2日で良くなる風邪ではなく、
月曜日から母に来てもらい、
私は仕事に向かうことになった。

病児保育や病児をみてくれるシッターさんもあるが、病児保育の預かり時間では仕事が終わらないことやとても身体がつらい時に慣れない人にお世話してもらうのは3歳の息子は寂しいかもしれないと考えて、いつも母にお願いしている。
そうもいかない家庭もある中で恵まれていると思いつつ、願わくば自分が側にいてあげたいとも思う。
しかし仕事柄テレワークというわけにもいかない。

仕事の合間に母と連絡を取り、息子の病状を聞く。
「早く良くなりますように。」
寝る時は息子の隣。
息子は身体が辛い時いつも以上に私にぴったりとくっついてくる。
代わってあげられたらと思う。

この時少し元気だったようで
母と息子で私のオンエアを見てくれた。
息子は私にチューしてるらしい笑
(普段こんなに近くでテレビを見ないのでご心配をなく)

そんな中私もついに発熱してしまった。
発熱前に節々の痛みを感じ始め、嫌な予感はしていた。
いつぶりだろうか、、39度を超えてしまった。
仕事はお休みさせてもらい、後輩たちに代役をお願いすることとなった。
私の発熱と同じ頃、息子は元気になってきた。
体調不良の中での元気な子どものお世話はしんどい。
できる限り寝て早く回復したいのだが、
3歳は寝かせてくれない。
息子も完全に良くなってからは保育園にお願いし、私もその間に身体を休ませることができた。
しかし息子からもらった風邪はしぶとかった。
久しぶりのダウン。
(ちなみに夫もダウンした。)
後輩たちにお礼と謝罪の連絡をしたが、
みんな「こちらのことは気にしないでください」「ゆっくり休んでください」「お大事になさってください」など優しい言葉ばかりでとてもありがたかった。
本当にありがとうございます。

育児と仕事の両立は色んな葛藤があるけれど、
子どもが風邪を引いた時も
頭の中をぐるぐると色んな思いが巡る。
「こんな小さな身体で苦しんで頑張っている時に側にいてあげられないなんて」
(上司には息子が体調不良で登園できなくなっていることは伝えておらず。私が体調不良になってからお子さんの看病があったら休んでねと言ってもらった。しかし申し訳ないという葛藤もある。)
「後輩たちに急に代役を任せて申し訳ない」
「仕事をセーブしたほうがいいのだろうか」
「でも辞めるのは私も辛い」
そして結局息子をみてくれていた母にも移ってしまい、、また申し訳ない気持ちになる。
幸い母はなんと1日で回復した。

こんな葛藤をしながら
1番に心掛けていることは息子に「大好きだよ」「大切だよ」「宝物だよ」を伝えること。
もしかしたら寂しい思いをさせているかもしれないけれど、息子に「自分はこんなに愛されているんだ!安心だ!」と鬱陶しいと思うくらい感じて欲しいと願っている。

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