自問自答
脳は質問の答えを探しに行くという習性がある。
と、NLPで教わった。
NLPは「脳の取り扱い説明書」とも言われている学問だ。
なぜダメなんだと聞けば、ダメな理由を探しにいく。
ダメな自分のダメさに打ちひしがれる結果になる。
でも、どうやったらうまくいくのかと尋ねるとその方法を探しに行く。
問題の原因を探す、犯人捜しをするとき、
自分の感情が、色々なヒントをくれる。
そこにあるのは怒りなのか、悲しみなのか
罪悪感なのか、恐れなのか。。
その感情を持ったわけは?
どんな思考がその奥にあったのか?
現場検証をするように、ノートに書いてみる。
そしてその思考は本当かどうか?
疑いの目でみてみる。
自分の思い込みじゃないのか?
証拠はあるのか?
まるで刑事になったように、
推理小説の謎解きをするように。
いっそ楽しんでしまえば、その問題は
きっと片付く。(かな)
自分がどうありたいか、どうなりたいか?
そんなことに迷う時もやっぱり感情が役にたつ。
自分の望むものを掘り下げる。
宝くじに当たりたいとか、
素敵なお家に住みたいとか、ダイエットしてきれいになりたいとか
いろいろ欲しい物や手に入れたいものはあるだろうけれど、
それはいったい何のために??
宝くじに当たりたいのは安心を得たいため?
我慢したくないから?
買いたいものが買えるから?
贅沢したいから?
我慢せず買いたい物をかって贅沢したら何が手に入るの?
欲しいのは満足感?優越感?贅沢をする喜び?
目の前におなかをすかせた孤児が泣いていても
贅沢する喜びを得られる?
旅行に行って手に入れたいのは刺激?それとも休息?
その時に味わいたい感情は何なのか?
を、検証すると
お金がなくても、宝くじに当たらなくても
その感情は手にはいる(かもしれない)ことに気が付く。
それと同時に、自分が埋めたいと思ってる心の穴に
気が付けたら、承認欲求に振り回されることも、
何かに依存することも必要がなくなる。
苦しい時ほど、自分と向き合う時。
自問自答でもなかなか答えが見つからない時
ご自分と向き合うお手伝いをしています。