50代で就活したら「自分の嘘」に気づき始めた話。#3

「就労不要」と会社からの通知を受け
生活するようになって１か月。

そろそろ曜日感覚が薄れつつあり
周囲がサラリーマンだらけな私は
このゴールデンウィークの歓びを誰とも共感できず
一人ポツンとしています。

このままでは
いざ就職しても
すぐには使い物にならない　という恐怖感から

年柄もなく、朝ＨＩＩＴを習慣化したり
イベントやコミュニティに参加して
それなりに自己啓発を図ったりしたものの

なんとなく五十肩を感じたり
持病再発の不安感が募ったり
コミュニティで自分のレベルの低さを実感したりで

心身の上下稼働が激しく
どうも気持ちが安定してこない。

前々回
『就活も、50代になると面接を見送る連絡すら来ない』と
勝手な悲観を書いていましたが

その後、エージェンシーから
『結果の通知に関しては以前まで通知をしておりましたが、
メールの量が多いというお声が多く今年から通知がなくなりました』
という連絡が届き

さらにその数時間後、続いて
『見送られたことにとらわれず
今の倍以上、応募しましょう』という励ましメールが届きました。
（察知力すごい）

そう、実はその後
年齢だし仕方ない、という他責思考に陥り
紹介サイトを見つつも
『たぶんもう無理だな』と
全て応募をためらっていました。

その一方で
『50代再就職は不可能、期待するな』とか
中年女優のことを『劣化した』とか
煽ったまま言いっぱなしにするYahoo記事を
自ら読んでは
お望み通りまんまと傷ついたりして

何とも実りのない
自虐的時間を過ごしておりました。

しかし
この心地よい悲観的な現実逃避からは
そう簡単には抜けられず。

でも、これを書いていて気づいたのは

３、４０代の私が、今の私を観たら
ガッカリを通り越して
絶対に関わらない（笑）
『行動が浅はかすぎてクズすぎだろ』と。

年を取るほど、むしろ
心や器を拡げていきたいと思っていたのに

その気持ちとは裏腹に

これまで
与えられることに慣れきってしまって
どんどん自分を小さく見積もるようになって

自分に嘘をつきながら強制労働していることに
気づこうとせず
呑気に過ごしてきた
今、そのツケがやっと回ってきて
オロオロ😰してるんだけなわけで。

今まで人ごとと思っていたことが
実は自分のことだったなんて
時間的距離感も手伝って
絶望感がすごいです（滝汗）

こんなことを自由に書いている自分に
本音はプルプルしつつ

私の切り替えタイミングは
きっと今なんだろうなと
まだまだ生きる覚悟をもって
自分に嘘をつかないで生きていく
方法を構築していこうと誓う
４月の終わり　でした。