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あんこ苦手の月見団子つくり

お月見文化がないアメリカ

遅ればせながら、お月見団子作りを子ども園でやりました。日本だったら、割と普通にご家庭でもお団子作りやるんでしょうが、ここはアメリカです。
お月見、、、と言っても「ウサギがお月様の上で、お餅ついているよね、ほら、、」という文化じゃありません。

でも、綺麗な満月の月をおうちで家族と一緒に見てもらいたい。
なので、「日本ではこの日の満月を見るんです。”Moon viewing" します。そして、今年の豊穣を祈り、自然の営みに感謝します。」とメールで事前に保護者に伝えておきました。

さて作るぞ

豆腐と米粉を同量グラム、みんなでぐっちょ、ぐっちょと混ぜます。豆腐を使うのは、タンパク質を摂ることで、血糖値を上げすぎないためと、冷えても硬くならないため。
「嫌だ、、手が汚れるの苦手!」という子もいるので、その場合は、どの子が肌感覚が過敏だったかを、記憶しておきます。
(そのうち、泥団子遊びとかやっているうちに、全然平気になってくるものですが、一応覚えておいて、年間を通じて観察を続ける。)

ぐっちょ、ぐっちょ皮膚感覚を育てる

3歳児は丸めるのが結構難しい。手のひらを少し丸めて、ちょうどいい圧(これ、ロボットの手のひらではが難しくてできない分野)で転がしながら丸めます。手と目の供応作業です。しかも、体の中心線上の動作。お団子のはずが、ミミズの形になって出てきたりします。可愛いのぉ〜。

まあ、丸い、、としておこう。

豆腐と米粉同量。丸めたら、沸騰したお湯にいれて、浮き上がってきたら取り出して(浮力の勉強になります、、、が、そんなことは園児には言わない)冷水に入れます。(また、沈んでいく、、、おもしろい)。

出来上がったら、きな粉と砂糖と塩少々に混ぜて、まぶします。
きなこを混ぜた時点で、すでに典型的な月見団子とは言えませんが、
「先生が、あんこ嫌いなのよ〜」
なので、きなこでご勘弁。

ある子が、「お月様とおんなじ色してる」と、きなこ団子を見て言ってくれたので、ちょっと救われました。

きな粉大好き

翌日の感想。「美味しかったよ〜」「ちゃんと、ママにもパパにもシェアしたよ」「ちゃんと、座って食べたよ。喉詰めないように」など、口々に教えてくれました。

明日は、パン作りです。
もうすぐ、ユダヤ教のお祭りなので、ユダヤの編みパン【ハラーブレッド Challah bread】に挑戦してもらおうかな〜。ちょっと高度すぎるかしら。
写真撮る余裕があったら、撮ります。