代々受け継ぐ大切なジュエリー、ジュエリーを美しく身にまとい、おしゃれを楽しむ
義母が亡くなってから、ジュエリーを形見分けしていただきました。
家中のモノを捨てる生活をはじめてから、使わないモノはもらわないと決めていたので、指輪を身につけないからとお断りしたにもかかわらず、夫が受け取ってきてしまったのです。
こちらは、株式会社キュー(婚約指輪・結婚指輪オンラインショップ「BRILLIANCE+:ブリリアンスプラス」を運営)が実施した「結婚指輪の着用率に関してのアンケート」の結果です。
「半数以上が結婚指輪を毎日着けない」と答えた人が、52.0%ということがわかりました。
「年代が上がると共に着用率が低下する」という傾向があり、着けない理由は年代別で違いがありますが、「生活しづらい」との答えが、どの世代でも30%以上を占めています。
私は結婚してから指輪をはめて出かけたことは1度もなく、つけない理由も「生活しづらい」に当てはまります。
義母の婚約指輪の改作リフォーム相談
それならば、使ったほうがいいと思い、夫が使えるジュエリーリフォーム相談をすることにしました。
そこで、男性が身につけるのであれば、ピンブローチにリフォームしてはどうかと提案していただきました。
右のデザインは指輪の台座を利用しているデザイン。改作リフォームは、オーダーリフォームと同じ加工ですが、加工機関や費用面では比較的お手頃なリフォーム方法です。譲り受けたジュエリーの形、思い出を残しつつ、節約リフォームを相談しました。一方で、故人が選んだデザインや思い出の形跡が、子孫に受け継がれていくって素敵だなと思いました。
アクセサリーで変化をつけておしゃれを楽しむ
お片づけをはじめてから、洋服はどんどん減っていきました。にもかかわらず、家の中で唯一増えたモノがアクセサリーやストール、スカーフなど首周りを飾るモノです。
少ないモノでおしゃれを楽しむコツは、アクセサリーなどで変化を楽しむこと。ネックレスが変わるだけで、印象も変わるのです。
お片づけの話からアクセサリーの話になると、手ごろなファンシーなアクセサリーを身につけているけれど、せっかくのジュエリーをタンスにしまっている人が圧倒的に多かったのです。もったいないですよね!
2012年とちょっと古い記事ですが、女性が所有する日本の埋蔵“金”は推定1兆8000億円超。今、金の値段は上がっているので計算すると⁉
貴金属とその他の見分け方
家中のモノを手放しはじめてジュエリーを買い取ってもらうときに驚いたことは、香港で購入したネックレスとイヤリングは18金だと思っていたら、14金だったり、シルバーだったり騙されていたことです。
ジュエリーリフォームの相談をしたときに騙された話をしたら、貴金属とその他見分け方のコツを教えてくださいました。
18Kは要注意。私がタイの卒業旅行で購入した18Kと表記があったペンダントトップは、ついでに鑑定していただところ、なんとシルバー。
そのほか、K18GP(18金メッキ)、K14GF(14金ゴールドフィルド)の表記も貴金属と間違えやすいです。
気になるようであれば、持っている貴金属の刻印を確認してみましょう。ネックレスならば留め金、リングならば内側、ペンダントやブローチは裏側のところに刻印があります。
ジュエリー同士を傷つけないように個別収納
リフォーム相談のために、私自身のジュエリーを無造作にバックに入れて持っていくと、帰るときは必ずチャックつき収納で貴金属が傷つかないようにご配慮くださいました。
それから、我が家の雑な貴金属の取り扱いを反省し、重ねて収納して傷がつかないように、ベロア仕切りを購入して、引き出しに貴金属を大切に収納する方法に変えました。
ネックレスならば、留金具をジッパーに挟んで収納すると、ネックレスがグチャグチャにからまりにくくなります。ジッパーに挟む収納は、シルバーが酸化しにくくなるメリットもあります。
代々受け継ぐジュエリー
はじめにお話しした改作リフォームの結婚指輪。実は、リセットして形見分けをいちからやり直すことになりました。
一からデザインを見直していただいたメレダイヤの三角ピンブローチはお気に入りです。夫は息子の卒業式、入学式に、合間は私がお仕事で、そして、今高校3年生の息子の成人式へ、親から子へ、子から子孫へ、受け継がれて欲しいと願っています。
ジュエリーを身にまとい、美しい姿勢も意識して、いつまでも元気でおしゃれを楽しむために、持っているものは何でも使ういましょう!
筋肉を使って、美しくジュエリーを身にまとうために、こちらも参考にしてくださいね。
https://www.minnanokaigo.com/news/kaigo-text/home-care/no40/