【第37章】退院後に最初に困ったこと
2022年8月2日に無事退院しました。
退院後は訳あって、横浜にある実家に1週間ほどお世話になることしました。自宅は東京なのですが、退院後にもし急変した場合、都県をまたいで救急搬送することはできないということがわかり急きょ実家に行くことに。
(詳しくはこちらを参照してください【第19章】入院後に看護さんから聞いてビックリした話)
術後の体なのに、病院の外は夏真っ盛り。しかも猛烈に暑い昼間の時間、そして重い荷物を持っての移動はやっぱりぐったりと疲れてしまいました。
ゆっくりゆっくりしか歩けないから(速く歩こうとすると傷口が擦れるみたいで痛い・・・。)通常の2倍以上の時間をかけて帰ったと思う。
退院後はしばらく横浜の実家で過ごすのですが、安心のような、ゆっくりはできなそうな・・・なんとも複雑な気分。
退院して改めて感じたけど、病院にいた時よりもたくさん歩かないと日常生活が送れない。その分、パッドと傷口が擦れてヒリヒリと痛みを感じていました。ヒリつく痛みは地味に痛くて結構ストレスに感じる。
術後は傷口からの出血も分泌物もほぼなかったんだけど、なんとなくの不安からずっとパッドを当てていました。入院セットに入っていたパッドは厚めでとっても大きい。夏で蒸れるし、ゴワつく感じがなんか嫌で術後5日目くらいから極薄の生理用ナプキンを使用していたわたし。(参考記事➤【第33章】肛門ポリープ・内痔核根治術の為の入院振り返り)
生理中は薄い方が快適で好きだったので、今回も代用としてそれを使っていました。でも、なんとなく傷口への当たりが悪いようで少しヒリつくかな?と感じていた。出血も分泌物も無いに等しかったから、もっと薄くて小さいおりものシートに変えてみたのですが、これもダメ。傷口との相性が悪いみたいでやっぱり擦れて痛く感じる。
それでも入院中はそんなに歩かなかったからさほど影響なく過ごしていましたが、退院後は切実な問題となりました。やっぱりあの厚手のパッドが欲しくてヒリつくのを我慢して近所のドラックストアに行ったけど見つからない。というか松島病院の売店で売っている商品を覚えていなかったから、困ったことにどれを買えばいいのかさっぱりわからない。
傷の保護的なものだと、術後すぐに使用したT字帯(ふんどしみたいなもの)はあったけど、これは今さら必要ない。痛みをこらえながら3件くらいドラッグストアをハシゴしたけれどよさそうなものが見つからずに帰宅。
母に相談したらその昔、母が使っていた厚手のコットンを重ねたようなパッドが奇跡的に出てきた(笑)確かに厚手で肌当たりはよさそう。何十年前のものだけど、ちゃんと個包装されているし、腐るもんでもないから衛生的にも問題ないだろうと思って早速使ってみたら!!!
や、優しい・・・。
お肌にあたる部分がものすごくソフト!こんなにも違うのか。とビックリしました。こういうの、知らない間に結構ストレスになっているんだな・・と改めて思いました。肌触りって精神面に与える影響もとっても大きいですね。
いやー。それにしても、こんな状態が待ち受けているのなら病院の売店で買っておけばよかった。もしくはメーカーや商品名をちゃんと見てくればよかったと結構本気で後悔した出来事でした。母の年代物のナプキンが役立って本当に良かったよ。
それでね、その後1か月くらい経ってもうパッドは必要ないかなという時に突然「産後のママさん」のことが閃きました!産後は悪露がでるからきっと産後用のパッドがあるはず!と思って検索すると病院で使っていたものと似たようなものがあるではないか!!(これです)このメーカーのものは中身がそっくりでした。sweetとfeelというのがあったのですが、今のわたしならfeelを選びます。こっちの方が肌当たりがいいみたいですよ。色々と体験してみないと細かいことは分からないものですね。
もし今、術後でナプキンが擦れるなーと思っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
続く。
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