生き方の方向性を示す星、進化形

私のホロスコープリーディング(西洋占星術)スタイルは、ジオとヘリオ両方の占術式を取り入れている事と、水星を重んじているという特徴がある。

水星は、ヘリオセントリックでは「魂の生き方の方向性」を表し、ジオでは知性と発信力(声)を司る、とても重要な役割を担っている星だからだ。

ジオセントリックとヘリオセントリックのそもそもの違いについては、以前noteで少し触れたことがあるので省略するが、私の持論はこうだ。

人間の霊的な本質、魂やスピリチュアルに目覚めているか目覚めようとしている人をリーディングする場合、もれなくヘリオの視点での星の解釈を鑑定に加える作業は必須だということ。

そしてこれからはそのような人たちがもっとどんどん増えるはずだから、星の読み手はヘリオセントリックを積極的に取り入れていくほうが深いリーディングができるのではないかということ。

例えばヘリオで水星が魚座の人は、その人の潜在意識は自己犠牲精神のかたまりで「自分より人の為に生きる」ことこそが本来、本人の魂が望んでいる生き方の方向性なのだ。という具合に。

よくスピリチュアルでは二極化が進むとか、これからは魂の時代、などのように言われているが本当にその通りで、2020年からは本当の自分に嘘をつかず、堂々と生きる時代となる。

アストロロジーの世界もまた、時代の節目にあり、変革期を迎えているように思う。

一昔前の、いわゆる「◯◯座生まれだから◯◯な性格」というような太陽星座主体の星占いスタイルは、やや旧式の色合いを帯びてきていると感じるのだ。

私が個人的にヘリオセントリックが好きというだけでなく、時代の空気とヘリオセントリックがより迎合していくのではと日増しに感じる。

この数ヶ月、家で過ごす時間が増え、自分との対話、内観の時間が増えた人も多いと思う。

「本当の自分が望む生き方の方向性」をあなたの魂は知っている。そしてそれはヘリオセントリックの水星に大ヒントがある。　　

宇宙のサポートを受けやすい体質になるには、今までの太陽星座に固執した思い込みは一旦置いて、フラットな自分になってみよう。

ホロスコープは高次元の星の言葉で書かれた、あなたの波動を上げる素敵なツールであることを知り、占術師を見極めて有効活用してほしい。

けいこ@星のセラピスト。香港在住

ホロスコープセッション、メール鑑定のご依頼、お問い合わせは、keikohkjp@outlook.jp まで。