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落ち葉

『幼児のはしゃぐ声で目が覚めて 我が身を運ぶ落ち葉の絨毯』

11月に入ってから、小春日和の心地良い日が続いている。

昨夜は月食も見られた、幻想的な夜だった。

慌ただしい日常を送る中で、公園へ散歩に行くと、自然と戯れる子供たちの声で癒される。

銀杏の落ち葉を集めては飛ばす、その繰り返しが楽しくて、はしゃぐ姉妹が愛らしい。

「黄色がきれい」と話せるようになったばかりの言葉が、さらに愛らしい。

あの子の目に映る全てのものが新鮮で美しく、感動の毎日なのだろう。

大人になると、目に映るものが当たり前になり、発見や感動が薄れて行く。

そうなりたくない。と足掻いていても、忙しいとついそうなる。

私の散歩は、普通に歩けば20分の道のりだが、90分かけてゆっくり見て歩く。

子供の時のように、発見を見つける冒険の散歩。


今日も皆さんが心穏やかに過ごせますように。