映画で感じる
今週は映画で環境について考えることが多い一週間でした。それもそのはず、「タネは誰のもの」「ビッグ・リトル・ファーム」という1週間じゃあ消化できない映画を観てきたからなんです。
タネは誰のもの
今週の国会審議でも、一部で話題になった種苗法ですが、それのどこに問題があるのか?ということを実際の農業に関わる人たちのインタビューを通じ映画にしたものが「タネは誰のもの」です。
単純にタネっていう命が誰に支配されてしまうのか、怖かったです。命の支配を感じました。作品中で、自然耕房ホタルファームの伊藤さんが、タネは命なので誰のものでもないというお話をされていて、共感しました。でも私たちが知らず知らずのうちに誰かに支配されてしまうというその事実。食料自給率の問題、農薬の問題、勉強することはたくさんあるなぁと思いました。
上映終了後、弁護士であり元農水大臣の山田先生と東大の鈴木教授によるトークセッションが行われました。子供たちの発達障害のこと、世界の農薬会社のこと、とても分かりやすく穏やかに、そしてユーモア(を出している訳でもないけど鈴木教授面白すぎ)を持ってお話されていらっしゃいました。
たくさんの角度からの考え方があることもまた然り、自分の目で観て知ることはやはり大切だと思いました。自主上映もできるようなので、興味のある方はぜひ!
ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方
もう一つが、「ビッグ・リトル・ファーム」ですが、こちらはこちらでまた私にぴったりな映画でした。生き物には全て役割があり、害虫だと思っていた虫たちも、害獣だと思っていた動物たちも自然の中でどれひとつ欠けずに生きていけるんだという希望が持てる内容でした。
時にはそれが自然災害だったり、自分たちの仲間である動物たちによって引き起こされる不幸なことでも、よく見て観察すること。そうすれば、みんなの役割が見えてくる。そんなメッセージを感じました。いやー、良かった。ほんと良かった。また観たい。そして、キネカ大森には自作の紹介ボードがあり、これまた素敵でした。が、写真を撮り忘れました。
知識だけでなく感じる豊かさ
やっぱり私は映画を観たりすることで、感性が刺激されたあとはアウトプットしたくなるなと思いました。それが、言葉なのか、絵なのか、音楽なのか、立体的なものなのか、まだ分からないけれど、形にできたら皆さんと共有したいと思います。
映画って本当にいいですね♡
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