Voicyからの英語表現〜「ナカーマ!(仲間)」を表す英語
毎日配信しているVoicyで出てきた英単語や表現をご紹介します。
配信は日本語でお送りしていますが、英語表現をご紹介したり、「こんなときは英語で〇〇って言うんですよね」と思わず語ってしまうことがあります。そんな言葉をピックアップして書き留めておきます。
ご紹介する言葉は、英語で会話をしていると頻繁に出てくるものです。ニュアンスや使い方のシチュエーションをつかむ手掛かりにして頂けたら嬉しいです。
無くて七癖?
最近、自分の口癖を意識する機会がありました。「無くて七癖」という言葉があるように、自分では気づいていなくても、誰しも癖を持っているものです。特に、口癖は自分ではあまり意識していないけれども、振り返ってみると「これ、よく言っているな」と思うことがたくさんあります。
例えば、私の口癖の一つに「ナカーマ!(仲間)」という言葉があります。Voicyの生配信、特にプレミアム配信などで「素」で話しているときによく使っているようです。リスナーの皆さんからお便りやコメントで、「こんなことやっているんです」「こんなこと思っているんです」といった話を聞くと、「私もそれ、あるある!」と思うことがよくあります。そんなときに、つい「ナカーマ!(仲間)」と言ってしまいます。つまり、「同じだね」と共感している瞬間です。
英語でも「ナカーマ!」
この「ナカーマ!」に似ている英語表現で「Welcome to the club」があります。直訳すると「クラブへようこそ」ですが、これは「同じだね」という意味で使われる表現です。同じような経験や感じ方を共有する仲間として迎え入れるニュアンスでしょうか。
先日、英語コーチングをしていたときにも、この「Welcome to the club」と言いたくなる場面がありました。クライアントはアメリカのビジネススクールに通っていた経歴を持つ企業家で、英語はすでに上手ですが、さらに洗練された英語を話したいと私のコーチングを受けていました。彼は「前よりは英語を話すのが楽になった気がするけれど、やってもやっても満足できるレベルには到達できない」と話していました。そのとき、私は思わず「Welcome to the club」と言いたくなりました。私も英語のプロとして活動していますが、今でも英語には苦労しており、努力し続けることが必要だと感じています。
「Welcome to the club」は、共感や苦労を共有する場面でユーモアを込めて使われる便利な表現です。ぜひ英語のドラマなどで、どんなニュアンスで使われているかチェックしてみてください😃