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Voicyからの英語表現〜"good question"と"good reason"

毎日配信しているVoicyで出てきた英単語や表現をnoteブログでもご紹介します。
ご紹介する表現は、英語で会話をしていると頻繁に出てくるものです。ニュアンスや使い方のシチュエーションをつかむ手掛かりにして頂けたら嬉しいです。

今日の配信


今日はシンプルだけれど、通訳するときには工夫が必要な"good question"と"good reason"という表現についてお話ししています。


"Good question"の本当の意味は?

“Good question”は直訳すると「良い質問」。もちろん、そのままの意味で使われることもあります。例えば授業中の先生と生徒の会話で、生徒が質問をして先生が”good question”と言った場合は、「しっかり理解できている上での質問」、「質問の内容が良い💮」という褒め言葉で使われるケースが多いです。

ただ、ビジネスの場などで”good question”と言うときには、答えにくい(または答えが分からない)ことや、その場ですぐに回答できないような場合が殆どです。

こういう場合の"Good question"は、通訳としては工夫が必要なところ。そんなときには、(場の雰囲気にもよりますが)カジュアルな会話であれば、笑いながら「そこなんですよね〜!!」とか「さすが良いところを突いてきますね!」などの砕けた訳し方をすることもあります。

シリアスな商談や畏まった場であれば、「良いご質問です」と直訳しつつ声のトーンや表情は含みを持たせたり、場合によっては「ご指摘ありがとうございます」などの意訳をすることも。


“Good reason”は「良い理由」?


"Good reason"の訳として「良い理由」は、意味としては近いのですが、いかにも直訳調です。自然な日本語にするとしたら、「よほどの事情(理由)」という感じでしょうか。

誰かの望ましくない行動について、”There must be a good reason”(何か理由があるんだよ)という表現をよく聞きます。行動そのものは理解できなくても、その行動をとらざるを得なかった『よほどの事情(good teason)』があるはずだ」ということですね。

人との関係の中で、気に触ることや「あり得ない!」と思いたくなるような行動に遭遇すると、腹が立ったり距離をとりたくなったりしますが、後になってから状況を知って申し訳なく思ったことはありませんか。(私はあります😣)

そんな苦い経験から、何か理解できない状況が発生しても、まずは”There must be a good reason”と怒りを保留することが大切だと学びました。そして、自分に対しても同じように思ってくれる人と一緒にいたいですよね。

それでは、ごきげんよう♪





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