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曖昧な返事の英語表現

「Just because」な会話

今日のサムネイルの写真、「なんで〜?」「なんでも!」「どうして〜?」「どうしても!」なんて会話が聞こえてきそうです。子供の頃に、そんな会話をしたことを思い出しますね〜。(あれ!しませんでした?)

この「なんでも!」とか「どうしても!」は答えたくないときや、答えが分からないときに使う、言ってみれば屁理屈(?)みたいな表現です。返事はしているけど答えていないんですよね。


 この「なんでも!」とか「どうしても!」を英語で言うと、、、、「Just because」ですかね〜。


 英語で「Why?(なんで?、どうして?)」って質問すると、通常は「Because(なぜなら〜)」から始まる文章で理由を説明するのですが、「なんでも!」「どうしても!」のように理由を説明しない返事をするときには、「Just because!」って答えにもならない表現を使います。


これは、明らかに「答える気がない」という言い方なので使うときは注意したほうがいいんですけどね(笑)。


アメリカでホストファミリーにお世話になっていたときに、子供が親に何か聞かれて「Just because」と答えている場面を良く目撃しました。(大抵その後に叱られてました💦)大人でも、質問されたことに「特に理由はないよ」「聞かないでよ」みたいな返事をしたいときには使えることもあるかもしれません。


状況次第の時は「Depends・・・」

答える気はあるけれど、すぐには答えられないとき、「状況次第」というときには"depends"という表現も使ったりします。

"Depends"は、"depend on 〜"という「〜次第である」という熟語を習った方もいるかと思いますが、そのdependです。丁寧な言い方だと「It depends on 〜」と理由と共に説明しますが、カジュアルな会話では”Depends”と単語だけで返すことも多いです。


例えば、「明日の朝、一緒にジョギングする?」と誘われたとき、行きたい気もするけど、朝起きてみたら疲れているかもしれないし、起きた時間によっては行けないかもしれないし、その時の気分によるかもしれないし、お天気が悪かったら行きたくないし・・・などなど、「行けるか、行けないか」の判断は、その時(この場合は明日の朝)の状況をみないと分からない場合に「Depends・・・」って答えたりします。


 「状況によるので、今は確実には答えられない」、或いは正確に答える必要のない場面で、とりあえず「depends・・・」と言っておく・・・なんてこともあります。


表現としては、ちょっと誤魔化している印象を与えることもあるので、「Depends・・・」って言うと、「Depends on what?(なに次第なの?)」と突っ込まれることもあります。

 例えば、「明日の朝、一緒にジョギングする?」と聞かれて、「Depends・・・」と答えたら、「Depends on what?」と聞き返されて、「起きる時間によって(depends what time I get up) 」と答えたら「じゃあ、起こしてあげるわよ!」とか、「疲れているかもしれない」と言ったら、「早く寝れば良いじゃない」とアドバイスが返ってくるとか・・・。

相手も「別に良いや」というときは、そのまま流してくれるでしょうし、何としても説得したい場合は「Depends on what?」としつこく聞かれる可能性もあるので要注意(苦笑)ということですね💦


なので、仕事やキチンとお返事したほうが良い場面では「Depends・・」と単語で返すのではなく、理由と共に文章で返したほうがいいですね。

例えば、「Can you do this by tomorrow? (明日までに、これできる?)」と上司に聞かれたら、「Depends on how the other project goes〜(別のプロジェクトの状況次第です)」と答える、とか。

相手と状況に合わせて自己責任で使い分けてください。(笑)

それでは、ごきげんよう♪

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