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「そのまんまじゃん!」な英語表現
英語でもそのままな表現
「世代間ギャップ」は英語では”generation gap.” Generation(世代)+ Gap(ギャップ)と、日本語をそのまま直訳した表現で通じます。そもそも「ギャップ(gap)」はカタカナ英語なので、それほど不思議ではないですね。
ただ、こんな風に日本語と英語で同じ言葉を使って事象を表現するということは、言語や文化が違うにも関わらず、状況の捉え方が同じであるということでもあり、見つけると何となくウキウキしてしまいます。
つい先日も、以前から知っていた”brainwash”という表現は、よく考えてみたら日本語の「洗脳」と言葉と使い方が全く同じ。どちらもbrain(脳)を wash(洗う)と表現していることに気づいて嬉しくなりました。誰かの思想を大改造する行為は、まるで脳を洗ってまっさらなものにしてから別の考えに入れかえるという発想が、英語でも日本語でも同じということなのでしょう。
日常会話の中によく出てくる表現でも日本と英語で同じ表現を使うものがあります。例えば、”Waste of time”というのは「時間の無駄」のこと。時間を無駄にすることを”waste”(無駄)という単語を使って表現するところが同じですね。
「3」のマジック?
直訳して全く同じではないけれど、面白いと思った表現に”Third time lucky”があります。これは日本語でいうところの「3度目の正直」です。最初は上手くいかなくても、3回目でやっと成功する状態を表す言葉ですね。
これに関しては、なぜ日本語では「正直」っていうのかしら?・・・という素朴な疑問が湧いてきます。「3回目でやっと成功する」という状況を表現するなら「正直」よりも「幸運」の方がぴったりくる気がするんですけどね。
いずれにせよ、「3回目で成功する」という状況を意味する表現が日本語にも英語にもあることが興味深いと感じます。これは洋の東西を問わず、何事もすぐに諦めたりせず、せめて3回続ければうまくいく確率が上がるケースが多いということなのでしょうか。