「楽しむ力」の時代
高橋弘樹Pの作るコンテンツが好きで、Re:HacQという動画チャンネルをよく視聴しているのだけど、彼が出演しているものもよく観ます。
先日は、ホリエモン(人物評は様々ですが、こちらもとても面白い)の番組に出演していて、たいへん面白かった。
どこが面白かったって、
「お金は使うのが楽しい」
ってところ。
当たり前なんだけど、
「そうはいっても先立つものが…」
って話になりますよね。
でも、その順番、ホントにそうかな、と。
ちょうど最近読んだ本でも同じことが書かれていました。
『お金の減らし方』森博嗣
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某国立大学工学部助教授(当時)だった森氏は、
「鉄道を庭で走らたい」
という目的を叶えるための「お金欲しさのバイト」のつもりで書いたミステリー小説でデビュー。
その後、ヒットを連発してお金を稼ぎ、念願を叶えています。
森博嗣氏のサイト。
ほ、ホントに庭に鉄道が走ってる(すごい)。
日本では稀有な趣味のようですが、海外ではわりとあるんだとか。
庭園鉄道を自分で工作するための土地や資材を手に入れようと思うと、工学部助教授の収入では無理。なので、
「バイトをして稼ごう」→「時間を取られずにできることがいい」→「そうだ小説を書こう」
という思考になるのはすごいですが、実際にそれを遂行して結果もついてきてしまうのも、またすごい。
なかなか万人に成せる技ではない、と思います。
まぁ、その辺りは置いておくとして、
つまり、森氏はお金はあくまでも手段であって、人生の目的は、お金を減らすこと、つまり「やりたいことのためにお金を使うこと」だと明言しています。
お金を増やす(稼ぐ)ことに、みんなフォーカスしすぎなんじゃない、と。
「やりたいけど、お金がない」は、「そこまでしたくない」ってことで、お金がない、は言い訳。本当にしたかったら稼げばいいじゃない、と。
ともかく、一度の人生悔いなく生き切るために、
「好きなこと」「やりたいこと」
は、やっとこうぜ! という気持ちを新たにしました。
究極、人間の仕事は「楽しむこと」になるんじゃないかしらん、、、
とか、本気で思ってたりします。