権力の「青写真」から抜け出す方法は…
*掲載は観賞順 2022/03/24,25 @飯田橋ギンレイホール
たいていの物語に出てくる「取り調べ」のシーンは、「相手の中に答えありき」で進められる。
一通りの証拠があって拘留されるの(が前提)だから、そうなのだろうけれど、その答えを引き出す(自白ですね)手段は、当然制限がある(原則)。
けれど、国家の進退にかかわる問題となると、、、というオソロシイ現実が描かれている「実話」の映画化2本立て。
ベネディクト・カンバーバッチ祭でした。
モーリタニアン:黒塗りの記録
人の残酷さを垣間見る度 ★★★★
作中で行われる行為(拷問)は、されるほうはもちろんだが、するほうの心身も(通常の嗜好の人なら)苛まれるよね、と現場の人間の苦悩が偲ばれました。
戦争と同じ。
体を張るのは現場の兵士。
「作戦」を決める人間は、その痛みを直には味わわない。
ラスト、本人の映像と現状が流れる。
彼は生還者という光の部分。
ジョディ・フォスターの弁護士役は、最近観ているイギリスドラマ『SILK 王室弁護士マーサ・コステロ』の主人公を彷彿とさせる、クールな熱さでした。
クーリエ:最高機密の運び屋
「キューバ危機」をおさらいしたくなる度 ★★★★
CIAの活躍を民間人が「支える」という体裁だけど、関わるに近い。
内容を「知らない」ことが彼の身を助けました。
「知らないほうがいい」と言われるようなことには、関わらずにすみたいものです。
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