見出し画像

ずぼらフリーランス流・らくらく自分専用「簡単仕訳帳」づくり【青色申告】

*画像は『超シンプルな青色申告、教えてもらいました!』より
 イラストは、コジママユコさん


青色申告の帳簿づけは、日々、とはいかずとも月末には計上して入力!
、、、が本来ですが、そうもいかないのが多忙なフリーランスさん、または、私のようなずぼらフリーランス。

年が明けて、2月の中旬を過ぎてからソワソワしはじめ、3月に入ってやっと重い腰をあげ、
「ぼちぼち、1年分の領収書整理と帳簿入力するか、、、はぁ、、、」
と、山のようなレシートと領収書と格闘する方も多いのでは。

私は去年までは、そうでした。
、、、が、私史上最速、2月1日に申告完了となった、今年の私は違います!

というわけで、今回は、記帳入力がサクサクサクッと進む、私がやっているずぼら流・仕訳帳のフォーマット作りをご紹介します。

ちなみに、こちらの方法をお勧めできるのは、

フリーランス(個人事業主)
売上1000万円以下なぼちぼち具合
〇税理士を頼まず自分で記帳やe-Taxをする倹約家さん
〇「面倒な手間はできるだけ省きたい!」というずぼらさん

ですので、売上額の大きい人や「税理士さんに頼もうかな」と思っている人、法人の方には向きません。

また、

×「何事も基本に忠実が一番!」という方
×「誰からも責められない方法が安心」という方

にも向きません。

原則というか本来の記帳法を理解したうえで、各自の責任で参考にしてください。

以前ご紹介した、「ずぼらフリーランスの領収書&記帳」と一緒にご覧いただくとよいと思います。↓

ちなみに、この方法は私が使っている青色申告ツール「簡単仕訳帳」で可能な方法なので、他の青色申告ソフトで利用できるかはわかりません

ただ、要は必要な勘定科目を入れた自分専用のフォーマットを作っておく、というだけのことなので、シンプルなソフトほど、おそらく応用できるのでは、と思います。

私が利用している「簡単仕訳帳」はExcelシートなので、入力が超シンプル。
Excelに詳しい人はもちろん、くわしくない人でも(私がそうです)、直感的に利用できると思います。
こちらで自分が使う勘定科目のフォーマットを作っておくだけ。
これだけで、毎年の作業が迷いなくサクサク進められます。

私だけの「簡単仕訳帳」づくり

勘定科目はいろいろあれど、使う科目は、たいてい決まってますよね。
なので、
「●月分●●費」というのを、ひと月分作り、あとは、12か月分コピペして1年分のフォーマット完成です。
こんな感じ↓

Inked仕訳帳フォーマット例_LI

月の支払いが決まっているものは、金額も入れておけば、入力の手間も省けます。ラクチン♪

ひと月ごとに余白を数行あけておくのがポイントでして、フォーマット以外の収入や支出があれば、余白の行にそのつど入力。
こんな応用?ができるのもシンプルな使い勝手の「簡単仕訳帳」ならでは。

*開発者の藤原さんには怒られるかもしれませんが、、、(^^;


「期首もフォーマット化」で引継ぎもラクチン♪

そうそう、年の初めは、「期首の引継」があって面倒だったのですが、こちらも必要な科目を入力、自分でフォーマット化しました。
こんな感じ。↓

仕訳帳、期首のフォーマット

あとは、前年の決算書から額をコピペするだけ。
ラクチンです♪

フォーマットを作っておけば、1年ぶりの作業でも、額を埋めていくだけなので迷いません。

これまでは、「期首(1月1日)に入力するのは、、、、えーっと、、、」と毎回、よくわかっていない頭をさらにぐるぐるさせながらやっていたのですが、今年は本を作ったおかげで、きっちり理解したのと、
「これって、フォーマットを作っておけばラクチンじゃん」
と気づきました(遅い)。

これも本を作って記帳法を理解できたから、ということでしょう。
来年以降の不安がなくなりました。


ーー【フリーランスのための新刊案内】ーー

「お金をかけず、しかもカンタンに青色申告したい!」に応えるために企画・編集・ライティングした本が発売しています。

*イラストは、『サステナ片付けできるかな?』コジママユコさん。

「青色申告6年目なのに迷走中…」な自らを救うため、超シンプルに申告できちゃう方法を教わってきました。

既存の(超簡単なはずの)ソフトで挫折した私が救われた画期的な青色申告用Excel仕訳帳シート「簡単仕訳帳」の開発者・藤原さんとの共著です。

おこづかい帳感覚で複式簿記が分かる!ずっと使える「簡単仕訳帳」(Excelシート)だから更新料もなし!

かけ出しのフリーランスさん、青色申告はむずかしそうで二の足踏んでいる白色フリーランスさん、青色申告ソフト(有料)からの移行を考えている倹約フリーランスさん、そして私のように複式簿記がチンプンカンプン…な人のお役に立てるはず。ぜひ、お試しください。

※本書の対象読者は、フリーランスデビューしたての人や、私のようなぼちぼちフリーランス。売上1000万円を軽く超えてくる人は、税抜き処理のついたソフトの利用、また税理士さんがオススメです(売上5000万円までOKの簡易課税方式なら、利用は可能です)。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?