「本の仕事」と「簿記3級」にまつわる、よかったこと。
新年早々、青色申告本の読者から仕訳についてのお問い合わせ。
「お問い合わせは、簡単仕訳帳の操作法や本書の疑問点などに限ります。
仕訳のお問い合わせは税務署さんや税理士さんなど、専門家にお願いします」
とお伝えしているものの、質問は来てしまう。
これまで来た質問を元に作成したQ&Aを紹介したり、AIの活用法を紹介したりして対応。
あとは、
「私ならどうするか、と調べてみたのでご参考までに…」
とあくまでも、イチずぼらフリーランスならどうするか…を紹介しています。
それらは、Q&Aに追加して更新。
同じ疑問を持った読者の役にも立つはず。
ちょっと面倒な作業ではあるのだけど、お問い合わせの前書きに、こんなこと(↓)が書かれていたら……、がんばって調べますとも!
うれしい、、、(ふるふる)。
本の仕事をしていて、何がうれしいって、これに尽きます。
というわけで、今回もパープレキシティAIに質問しながら、私なりに調べてみました。
今回の質問は、
「車を買い替えたときの、固定資産の処理について」。
私自身も未経験の仕訳だったので、勉強になりました。
そして、
「簿記3級、大変だったけど、とっておいてよかった」
とも、しみじみ。
簡単仕訳帳では、減価償却でもシンプルな「直接法」を使ってます。
でも、一般的には「間接法」での記帳が、本来の会計セオリーらしい。
これは、簿記3級取得の勉強で知りました。
「基本を知っていてこそ、シンプルな簡略化もできる」
これって、どんなことにも共通することかも。
「収益と費用、資産と負債」の関係などは、
簡単仕訳帳では、サラッと触れるだけで、
「わからなくても大丈夫!」
な作りにしているところが売りでもあります。
でも、読者からの質問に回答するとなると、回答する側は理解していないと難しい。
逆に言えば、簿記3級くらいの基礎知識がついたことで、自分で調べて自分なりに解決していくことが容易になった気がします。
今年も、できなかったことができるようになる快感を、ささやかなことでも積み重ねていけるとよいな。
簿記3級について、興味がある人は、こちらも参考にどうぞ。