スマホのなかった時代
ipadやスマホやパソコンを普通に使いこなす子供たち。
うちの子は、私のことをデジタル音痴なおばさん扱いします。
ごもっともなのですが、なんだか取り残された感がして悲しいです。
なんでデジタル音痴なおばさんになってしまったのか?
スマホに触れたのが遅かったからかなあと思います。
iPhoneが日本で発売されたのは2008年なので、私達の世代では手にした時にはすでに30歳を過ぎていました。
私の子供時代を振り返ってみました。
1979年生まれの生きてきた世界
私の世代は、高1でポケベル、高2でPHS、高3で携帯電話でした。
3年間でここまで変わるってすごいですよね。毎年買い換えないといけなくて大変でした。
今ならスマホ一台でいいから逆に楽でいいですよね。
E.G Smithのルーズとか、ベルとか、ピッチとか、この世代の人しか知らないですよね。
ソックタッチとか、必需品でしたよ。とめないとルーズ下がってきますからね。
なんでスカート折ってミニにしていたのか、本当に意味がわかりません。
みんながやっているからピア・プレッシャーでミニスカでルーズでした。
高1でルーズソックスが流行り始めた世代です。
高2でブルセラとか、パパがいる人、昼休みに日サロ行って黒く焼いている子とかいました。
コギャルもクラスに数人いました。
高3ではルーズソックスは流行がなくなり、紺のハイソックスが流行りました。
安室ちゃんや、globe、スピッツなどが流行っていました。
ロンバケや白線流しのドラマ見ていました。
高校1年の時は、ポケベルが流行っていて、私も公衆電話で一生懸命番号を打っていました。すごい速さで。あれっていったい何だったのでしょうね。
今じゃ、公衆電話ほとんど見かけないですよね。
ベルで友達作って、ベル友とか言ってましたっけ。
20歳の時にヨーロッパ5カ国の一人旅に出た時は、まる一ヶ月親との連絡はできませんでした。
親に最寄り駅まで送ってもらい、どんなことになっても帰っておいでと言われて別れました。
私はバックパッカーの旅に希望を燃やしていましたが、親からしたら、不安ですよね。
もう二度と会えなくなるような顔をしていました。
スマホの無い時代の一人旅は、地球の歩き方だけが頼りです。
カメラは撮りきりカメラを持っていきました。
人に頼んで撮ってもらったり、自分で手を伸ばしてセルフィー撮ったり。
でもSNSも無いので、どこかにアップするわけでもなく、ただ撮るだけです。
日本に帰ってから、写真屋さんに持っていって、現像しないとそもそもきちんと撮れているかすらわかりません。
1979年生まれが思うこと
そんな時代を過ごした私が、自分の子供たちを見ると、生まれたときから全部揃ってていいなあと思う反面、情報が多すぎて可愛そうだなとも思います。
小1からテクノロジーの科目まであります。
紙の絵本よりも、iPadで絵本読んでます。
1−2歳からiPad自分で操作しますからね。
スマホがない社会を知らないんですから。
今、自分の子供が留学したいと言っても安心です。連絡手段がたくさんありますから。
不思議なことに、この何でもある今のデジタルな時代がもっとずっと前からあったような気になります。
10代20代の時にスマホが存在していた人達と、私達の世代は大きなギャップがあるように感じます。
インフルエンサーとか、ほとんどの人が若いですよね。
それはそうですよね。彼らはベルとかPHSとか使わずにいきなり携帯電話やスマホに触れているのですから。
まとめ
私達の世代は、スマホを使い始めるのが遅い年齢でした。
デジタル社会に遅れている感じがするのは、10代、20代でいちばんネットを使いこなせる年齢の時にスマホがなかったことが大きいと感じます。
日本ではじめてiPhoneが発売されたのは2008年ですからね。
もうその時には、いい年の大人でしたよ。一番早い人でも、29歳とか30歳とかです。
私は2010年頃からスマホに変えたのでもう31歳になっていました。
それでも当時はまだ多くの人が普通の携帯使っていました。
若いインフルエンサーに影響を受けつつ、疲弊しないようにデジタル社会を生きていきたいものです。
ポケベルとピッチが使えたのだからデジタルには弱くないはず。一緒にがんばりましょう。
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