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【旅するシニア】鹿児島といえば「桜島」!二日目は雄大な景色を楽しんだ♫

70歳を過ぎて行ったことのない所へ一人で旅をするのは結構勇気がいる。
それでも年齢を理由にしてどこにも行かなければきっと後悔するだろう。
ということで、意を決して出かけた鹿児島の旅を振りかえる。
指宿(長崎鼻)の翌日は、雄大な姿を見せる桜島へ行ってみることに。
ピンポイントで楽しんだ鹿児島の旅は私に勇気を与え、更なる好奇心を植え付けてくれることとなった。

#わたしの旅行記

🚢フェリーで桜島へ

「指宿・長崎鼻の旅」をピンポイントで楽しんだ翌日、行ってみたかった「桜島」へフェリーで渡った。
鹿児島港から桜島港まで20分間隔で出航、24時間運航するというフェリーは15分ほどで桜島まで運んでくれる。

事前に観光案内書で、バス・路面電車・フェリー乗り放題パス「CUTE(キュート)」をゲット。
指宿の時と同様、安心してお得に乗船、乗車ができた。

フェリー乗船後にふり返ると、九州最大級といわれる「いおワールドかごしま水族館」が見送ってくれているかのようだ。

そして、向かうは「桜島」。
幼いころ祖母から聞かされたお国自慢を思い出す。

気持ちの良い風をうけながら、短い船旅を楽しんだ。

🚌湯之平展望所をめざして

桜島港につくと桜島周遊バス「サクラジマアイランドビュー」に乗車し、さっそく観光案内所ですすめられた絶景スポット「湯之平展望所ゆのひらてんぼうしょ」をめざす。

湯之平展望所は標高373メートル、桜島の北岳4合目に位置し展望所の中でも最も高い場所で、一般に立ち入れるのはここまで。
目の前には雄々しい南岳の姿があり、圧巻の景色が広がっている。

展望台からは眼下に錦江湾が美しくひろがり、遠くに鹿児島市街地をのぞむことができる。

開聞岳もはっきりと見える、すばらしい景勝地だ。

展望所内に設置された説明板や床に広がる写真でその雄大さを確認して、あらためて世界でも有数の活火山の上に立つ自分を感じた。

雄大な景色を思う存分楽しんだあとは、展望所内売店で土産物などを見てまわるのも楽しい。
冷蔵ケースにみつけたクラフトビール「薩摩RED」は紫芋から作られているそうで、売店スタッフが教えてくれたきれいな紫色は確認できなかったけれど、にがみの少ないサッパリと飲みやすいビールだった。

桜島ではピンポイントで湯之平展望所だけを目的地としていたので、雄大な景色を楽しんだあとは桜島港に戻ってフェリーに乗船する。

🚢鹿児島港にもどる

待ち時間もほとんどなく乗船して、鹿児島港へ戻る。

船内では、ともに桜島を楽しんだ同じ関西なまりの旅行客とわずかな時間、
旅の思い出話に花を咲かせるのも楽しい経験になった。

🚅旅のおわりに

バスの車窓から見えた威厳のある建物は「鹿児島市役所」で、その前方には噴水広場などがあり、ととのった美しい街という印象をもつ。

むかし聞いた歌の中に「天文館」という歌詞があったことを思い出し、ここが鹿児島を代表する通りなんだと思いながら写真を1枚。

帰りの新幹線の発車時刻までにはゆっくりと時間がある。
駅ビルでみやげ物を物色しながら観光客気分を満喫するのも楽しい。
ふと、駅前にたっていた銅像をよく見ていなかったことに気づいて歩道から写真を撮ってみた。

鹿児島中央駅東口広場に「若き薩摩の群像」とタイトルのついた銅像が立っている。
薩摩藩がイギリスへ派遣した留学生(薩摩スチューデント)一行15名と使節団4名、計19名が日本の近代化に貢献したことをたえて、ここに記念碑をたてたとのこと。
ホテルの部屋からもその姿は見えていたのに鹿児島を去る直前に対面して、しばし感動を覚えることとなった。

念願だった鹿児島への旅は天候に恵まれ、初めての場所なのに移動もスムーズで快適かつ充実していた。
家族旅行や友人と楽しむ旅は、もちろんあっていい。
しかし、気ままな一人旅もなかなかいいものだ。

高齢だから女性一人だからと臆することなく、心のおもむくまま行ってみたい場所を訪ねたことで、心が解放され若返った気がする。

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kekko
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