Episode 2: 「Jazzはやらないんですか?」

これは私KがnoteでウインドシンセサイザーEWIを買うまでの戯言の記録である。


久々の更新ですね。正直言うと、すっかり忘れてましたw ゴメンナサイ。。。(まあ特に読者がいるわけでも・・・ゴニョゴニョ)

EWIっていう楽器のために、ああそうそう、貯金をここでしてみよーって話でした。何年かかるんだろうw 年で済めばいいな・・・(それ以上ってある?w) 最初は来年ぐらいでなんとかなるかな☆って思ってましたが、・・・甘い!!!!なんせビックリEWIそれだけを手に入れても音は出ないのだ!!!!※Episode 1参照。

でまあ、EWIを手に入れてアナタ何がしたいんですかっていうのは次で書くとして(焦らすな〜!)、サックスって楽器をワタクシ今お勉強しておりますので、まあよくいろんな人に言われるんですね。「チャーリー・パーカーとか?」「Jazzとかやられるんですか?」ー夢を壊して申し訳ないのですが、Jazzをやるならピアノだろ!と断言しているワタクシですから・・・ 今やってるのは、クラシックなんですね。はい。吹奏楽の延長上ってなると、そうなるのです。

中学生だか高校生の時に、勿論純粋にクラシックのサックスがやりたいなあと思ったんですが、正直な魂胆を言うと、どこかに「クラシックでちゃんと基礎固めておけばジャズに転向も逆よりはあるんじゃないか」というのがあったからです。今思うと、あまーい!!!

でも、じゃあ私はクラシックばっかり聞いてるのかって言ったら、当然Noです。何せここのNoteでもT-SQUAREについて言及したり、Dirty Loopsイカしてる!というようなのを書いてる通り、いろいろ聞きます。レゲエとメタル以外は程々知ってます。(前者はたまに聞く分にはいいんですけど、ずっと顔と名前が一致しない。笑 で、後者はそもそもの良さがわからない。ファンの方ゴメンナサイ。) そして影響もガンガン受けています。

そもそもサックスを知ったきっかけは昔やってたエレクトーン(のアンサンブル)。で、更には中学生の時、偶然でしたが国語の聞き取りテストで、渡辺貞夫さんの話を聞いて感銘を受けたんです。ーという記録が中学生のときのブログにありました。(※Blogは中2よりやっておりました。) 懐かしかったので、一部コピペしてみる。

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今日国語のテストがありました。で、
聞き取りテスト(放送で文章を読み上げて、問題に答える、という。)があって、今回はなんと。あの渡辺貞夫サンと対談された記者の人のコラムが放送されたのです。よ。ビックリでした。正直国語のテストだったのに・・・最初の方は「え、まじ?」と思ってちょっと聞いてませんでした・・・。(出なくて良かった)

昔・・、それは戦後。
イキナリ外国からの文化が解禁されて街にJAZZがあふれていた(という)日本。
渡辺さんもすっかりそのJAZZに夢中になってしまったそうです。

しかしながらこの時代、「師」がいなかった。

そこで渡辺サンはレコードをすりきれるまで聴いたり、
有名な奏者が来るというナイトクラブに行ったという。しかし中には入れないので店の前で立ち聞きして、音の研究をしいていたそうです。

渡辺さんは(ちょっと忘れてしまったのですが)家にあった余った電線を売ってClを購入。

更にはFlも勉強したとか・・・・・。

そして渡辺さんは
「好きこそものの上手なれ、てね。」

かっちょいいなぁ・・・・

しかし、今。
「独学」時代が去り、例えばナイトクラブで夜立ち聞きをしたり
レコードがすりきれるまで聴いたり、なんてことはなくなった。渡辺さんは「確かに今は環境そとしてはいいけど、今の方が幸せとは言いがたい」というようなことを言っていたそうで。

若い人は技術が昔より遥かに上・・・、でも身構えがあってとけ込めてなくて、
「ジャズが好き」というのが欠けている、といってました。

昔と今の違いをまさかこの国語のテストで思い知らされるとは、て感じでした(笑)

(中略)

「ジャズ」よりは正直「クラシック」の方が好きです。

てかあれはたまーにやるから楽しいような気が(笑)
だから勿論ジャズだって大好きです。

でも今の私に昔の渡辺さんに勝るとも劣らない
Sax大好き精神があるんだろうか、と・・・
今私にはみんなのいうSax大好き精神があるのかと・・・

テスト終了後に思わず考えてしまいました。

でも
なんとなく思うのですが
「好き」ていう形は人それぞれなんじゃないかと・・・ そう思うのです。

あっさり結論を出すのはあんま好きじゃないですけど(笑)、
それでも、とりあえずというか、今「好きだ!」って思ってるんだったらそれでもいいんじゃないか、って
そんな気もしてきました。

なにより、今の自分に自信を持って、
しっかり前を向いて・・・。

それだけでいいいような気もします。それを胸に
私は今日も明日も精進します。

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最近私のfacebookまわりで、才能がなければ上達には限界がある説的なものの記事が流行っているんですけど、勿論それはわかる。ていうかやっぱり経験値や今まで聞いてきた音楽の貯蓄が少ない人はそもそもアイデアの引き出しが少ない。あるいは出すのがヘッタクソみたいなのもあるんじゃないかと(自戒の意味も込めて)。

ただし、私はこう思う。「で?」。

まず。科学って、その時いちばん新しい仮説、の一つでしかないわけで。気がついたら明日逆の事が言われてるかもしれないし、違う角度からみたら全然違う。

それに、最初から俺はビッグになるんだ!!みたいな矢沢みたいな気持ちで練習してる奴なんてどのぐらいいるわけ?そういう気持ちでプロになろうってやつはどのぐらいいるわけ?そういう気持ちがあれば、才能ホニャホニャとか言ってないで練習してると思うんですよね。で、実際そいつに音楽的な才能なくても、もしかしたら人を惹きつける力かもしれないし、少なくとものめり込む才能はあるわけですよ。で、実際音楽的才能があっても自分がのめり込まなければ、それって宝の持ち腐れっていうか意味ないんですよね、って思うんですよね。嫌々やっててもなかなか続かない。続かないんじゃ、やってけない。

私はどうですかね。

結局やっぱ好きでやってるんじゃないかな。 ピアノも小さい時からやっていて、確かにコッチは嫌々でした!w どーん!w

でも今はピアノの良さにも気がついて、・・・でも練習にはやっぱりのめり込めないw特にクラシックピアノは「疲れったー☆」とか言って投げ出しちゃうから、こっちは本当に才能も熱意も何もないのだと思いますw いや、なくてよかったと思うよ?じゃなかったらサックスにこんなにのめり込まないかもしれない。(でもJazzとか面白い和音とかおさえるのは大好き。それを思うとサックスって両手使っても単音しか出ないんで、コスパよくないですw)

サックスはそりゃー突き詰めていけば「もー嫌〜☆」ってなることだってあるし、そんなんばっかりかもしれないけれど、それでもそれは好きでのめり込んでるからこそ持てるストレスなんだと思います。で、そのストレスをどうにかしたくて練習にのめり込んでいくんだと。あるいは練習して報われると、やっぱり嬉しい。それの繰り返し。

EWIはウインドシンセサイザーと言って、エレクトーンだとあれはオルガンの電子版とか言えばわかりやすいですが(厳密には違います。。)、EWIは電子サックスってところでしょうか。それに、自分の新しい可能性を求めてる部分もあるし、純粋にやってみたい!というミーハーごころ?が擽られて憧れているのです。EWIは普通はPopsやフュージョンとかなんでしょうが、それを使ってクラシックとかやったらどうなるんだろ、とか。何をやるかはまだ決めてませんが、まあまだいいでしょう。笑

高校生ぐらいまでは、サックスというモノが作り出す関係性とかが好きだったかもしれない。純粋にうまくなってく実感があったからっていうのもあるけれど、サックスを通じて、本当にいろんな人と繋がって良い体験させてもらいましたから。

大学生になるかならないかあたりからは、自己との対話が増えたように思う。そして音楽そのものの面白さとかそっちにシフトしたかもしれないし、こんだけやってもまだやることあるじゃん!!という果てしなさが逆に私を掻き立ててるのかもしれない。

果てしなーい、Long long journeyです。センチメンタルではない。(オイ)


これは、私、音大生KがウインドシンセサイザーEWIの本物を手にする日まで自分の過去をも赤裸々に綴った記録である!


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