人の魅力で勝負する経営〜コロナ禍の飲食店とベンチャーから学ぶ〜
こんにちは。大学時代は御朱印を集めていた敬基です。
学生時代は1人でも鎌倉にふらっと行って神社仏閣巡りをするのが趣味でした。
バレンタインの日にドライブで鎌倉を通過したときのこと。
(上の写真は狛犬がマスクしてたのが可愛かったので思わずパシャリ)
「この辺にあるお蕎麦屋さんが美味しいんだよ」
とドヤ顔で友達にオススメしていた矢先
僕がお気に入りだったお蕎麦屋さんがもぬけの殻になっていました。
「緊急事態宣言下でも、鎌倉周辺は人が結構いるね〜」
なんて話をしていたところだったので、衝撃の出来事でした。
2020年は飲食店事業者は倒産件数が過去最多という厳しい状況になりました。
帝国データバンクの調査では倒産件数の内訳は以下の通りになっています。(下記リンク先から引用)
業態別で見ると、「酒場・ビヤホール」が189件(構成比24.2%)で最多。
次いで、「中華・東洋料理店」(105件、構成比13.5%)、「西洋料理店」(100件、同12.8%)、「日本料理店」(79件、同10.1%)が続く
僕は、飲食店のオーナーさんや店長さんとコミュニケーションを取る機会が多いのですが
観光客が減ったことにより、各国料理店は集客ができないだけでなく、働き手がいなくなってしまうという背景があるそうです。
また「居酒屋・ビヤホール」に関しては需要予測がしにくいのが困りごとだそうです。
日によってはたくさんお客さんがくるそうですが、全く来ない日にアルバイトをたくさん入れると大赤字になってしまう。
これは、当日にキャンセルすることに対して、仕方ないという風潮が少なからずあり、事前予約で解決できる問題でもないみたいです。
月を通じて売上が上がりづらい状況のため、バイトのシフトを組むことすら、繊細な経営判断を迫られているそうです。
飲食店に限らず、ベンチャー企業では、経営が傾いたときに早々に転職をする社員と、なんとか会社の危機を乗り越えようと食いしばる社員がいるそうです。
その社員さんの判断の良し悪しではなく、経営者としては、人で繋がる魅力が大事だと痛感する話だと思いました。
コロナを通じて
経営において、バディシップを組んで働ける仲間がどれだけいるかが大事だと感じました。
「仲間がついてくる人」、「人が集まる人」であるために今日も頑張ります!