Terry CallierとJon Lucien(たまにはこんな記事もいいかな)
野矢茂樹著『ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』を読む』8章「論理はア・プリオリである」の分析、だいぶ書き進みましたが、もうちょっと書き足してからアップします。
写真は今年になって買ったCDです。サブスクより、1ヵ月に1枚(あるいはMP3でアルバム1枚)購入と決めて(買わない月もあります)、買ったアルバムを何度も聴き込む方が楽しい!
(まぁ、ユーチューブで曲探しとかはしていますが・・・)
Terry Callierは昨年知ってはまりました。What color is love? とTimepeace、何度も何度も聴きました。
You Goin' Miss Your Candyman
とにかくカッコいいです。歌詞には深い意味があるのか、(そっち方面のヤバい意味で)何か暗喩されているのか、正直そのあたりよく分かりません。知っている人がいたら教えてください。
俺はこの町から出ていくよ、秋までは帰らない、ひょっとしたらずっと帰らないかも・・・そうしたらお前大変だぞ・・・みたいな。
I'd Rather Be With You
前のアルバムOccasional Rain、とってもいいのに売れなかった、そのあたりの残念な気持ちが反映されているのかな・・・
スターになる夢(?)は実現しなかったようだ・・・小さなところで一人で演奏してまわってるけど、私にはそれがお似合いのようだね・・・でも私には君がいる。君のそばにいたいんだ。
ちょっと寂しくて温かい曲です。
https://youtu.be/W4399En7t6A
Lazarus Man
こんな不思議な雰囲気を持つ曲、はじめてです。ずっとひたっていたい気持ちになります。不思議だけど壮大、というか気が遠くなるような・・・
娘さんを育てるために安定した職を得てプロとしての音楽活動を休止。その後イギリスで再評価され始めたのをきっかけに、長い沈黙を経て復活したTerry Callier。Lazarusの復活と自らの境遇を少しだけ重ねているのか・・・?
歌詞の途中で、Lazarusに出会った「私」とLazarusが自らの生い立ちを話すときの「私」が入れ替わるので少し混乱します。雰囲気で察するのが良いのかな。
様々なところに行ったが安息の地はない。寝ることもできない、疲れ果て顔は幽霊のように青ざめて・・・死からの復活=救済、という単純な話ではなさそうです。音楽の世界での探求、あるいはある人の生き様?・・・いろいろな想像が可能で、聴く人がそれぞれこの世界を空想すれば良いのかな、とも思います。
Golden Circle
君はできるだけのことはしてくれた。でももう君の愛が私に注がれることはない・・・私の欲しかったものはもうすっかり消えてしまった。君の愛の"golden circle"の外に私はもういるのだね・・・
こちらはJon Lucianです。
Would You Believe In Me
口説き文句を並べたような歌詞です・・・この後恋が成就して結婚したらどういう旦那になるのだろうか・・・
サウンドはカッコいい! 昔トランペットを吹いていたけどこんな高い音出したことありません。ベースは本人の演奏です。