続・丑の日、うなぎ食べますか?
これは牛丼屋で働く私が、1年で1番売り上げる丑の日に向けての気合いを書いた記事。書いたのは丑の日の2日前。
そして迎えた丑の日、当日。
朝起きたらどうも頭が痛い。なんで?
昨夜ワインは1杯飲んだけど、そんなので酔う私ではないし。
曇天だと偏頭痛がたまに起こるけど、でもこの日は朝から眩しい太陽が燦々と照りつけている。
ん?そういえば、昨夜はさっさと寝て体力つけなきゃと22時には就寝した。。。6時には起き、8時間の睡眠。え?寝すぎ?笑!
いやーー8時間で寝すぎ頭痛って、えーーーー?
なんて朝を迎え仕事に向かう。笑
11時からのシフトにもかかわらず、9時には行く。それだけの気合いは入れていた。
11時から全開で仕事に取り組めるよう、それまで店の準備をしようと思った。
案の定、朝から入客が多いためにいつもより手こずっている、配送された物品の片付けをする。
深夜の時間帯で店全体の清掃はしてあるけど、その後の入客で汚れた店内の掃除をする。
より気をつけるのは、店の顔である入口周辺、車での入店が多い店なのでパーキング、ドライブスルー周辺、そして何よりトイレ。
トイレが綺麗なお店には自然とお客様が寄ってくる、という持論がある。笑。
ほんとか?知らない。あくまで持論。
理由は私がそうだから。
私自身がトイレが汚い店には行きたくないから。それだけ。でもあながち間違ってるとは思っていないから続ける。笑。 まだ言うか!
さて11時前。シフトイン。
11時まで入っていた2人はマネージャー(私より11歳年下で、6月よりチーフから上がってマネージャーに就任した)、そして何故かそのマネージャーと私に憧れてくれている、私よりすこし年下の女性。
慣れたこの2人でなければ絶対に回せなかっただろうと思われる入客の数だった。
2人とも頑張ったね!そう思いながら入った11時。
だけどそんな気持ちも忘れてしまうぐらいに即座に走り回り、次のシフトでやってくる12時からの、1番頼りになる学生のバイトくんが恋しくなる店内。
アクシデントがありながらも何とか回す回転率。
注文内容は予想通りうなぎ、うなぎ、うなぎ。
∈(゚◎゚)∋∈(゚∈∋゚)∋ϵ( 'Θ' )϶∈'^'∋
面白いぐらいに出ていく、うなぎ。
11時半にはもう既に汗だくで、喉カラカラ。
私が持ってきた塩飴を2人に舐めて!と渡し、自分も飴を含んだ口元をマスクで隠す。
ずっと「いらっしゃいませー」「ありがとうございました」などと叫んでいるため、声も枯れてくる。
今はタッチパネルでの注文のため、お冷を出したら商品を提供するまで本当は接客はないのだけど、たまに呼び止められ、内心焦りながらもお客様のこれが欲しいんだ、こうじゃなかった、これにしてくれ、などという対応をする。
高齢化の進むこの町では、タッチパネルに慣れるまでお客様にも時間がかかり、しょうがないと思いながらも、焦りはいつもやってくる。そして自分に言い聞かせる平常心。平常心。。。
席が空くのを立って待つお客様。
さっさと片付けてテーブルを空ける。
しまった!トレイが傾いた…丼 落ちる!ガチャーン!
失礼しました!
あ〜客席じゃなくて良かった〜なんてこともあり。
そんなこんなでやっとお昼の時間帯が終わり、何とかやりきった〜と売上げを見る。
んー。今までの記録は越えられなかったな、というのが第一の感想。これまでの記録は、土日と重なった丑の日ばかり。なので今年は平日の丑の日で、さすがにレコード更新とはならなかったけど、ま、まずまず。
気持ちはもっと売り上げたかったけど、でも反省点としても悪い点は思いつかず、やれるだけはやったよね、とみんなで話した。
私のシフトは夜まで続いたのだけど、やはり感想は、平日のために土日ほどの売上げじゃなくて寂しかったな、というところ。
でもみんなよく頑張った!本当によく頑張った!
店のうなぎは、夜には足りなくなり、エリアのマネージャーに電話をして、周辺のここより売り上げてない店舗から移動してもらった。
と、言うことは、本部が目論んだ数よりここの店舗は売り上げた、ということ。
うん。それでいいか!
日計では、この店舗が属しているエリアの中で1位をとった。
そこで店舗クルーのグループトークで報告した。
あと1つ。この日はめちゃくちゃに嬉しいことがあって♡
青豆ノノさんが私のことを書いてくれました。
お知らせに気づいたのが、お昼の時間終わりごろで、営業報告書を記入するためにスマホを出した時。
最初、理解が追いつかず、え?え?と驚くばかり。
そしてじわじわと込み上げてきて、オーダー表が涙で見えない事態となりました。
仕事中に読んでんじゃないよ!と自分にツッコミながら、でも、なんていい日なんだ〜としっかり幸せを噛み締めた日になりました。
ノノさん、ありがとうございました♪
私が最初にnoteにハマったのは、ノノさんの文章を読んでからなんです。それまでは、ただ自分の心の整理のために書いていました。
初めてノノさんの作品を読んだ時、「この人すごい」と呟きました。こんな人がここにいるんだ!こんなに身近に毎日読めるんだ!そう感動しました。
読む度にスキ♡をしていただけで、ひっそりとノノさんのページにお邪魔している気持ちでした。今もその気持ちは変わりません。
それがこんなこと書いていただけるとは。涙です。
それから、ひいろさん。この場を借りて失礼します。
何度もマガジンに追加してくださってありがとうございます!
本当にありがたいです。
ひいろさんのイラストや文章、いつも可愛くて優しくて、癒されています。これからもたくさん楽しみにしています♪
文章を読むのが好きで、書くのが好きで、noteが楽しみとなっています。
いつもスキ♡してくださる皆さま、本当にありがとうございます(*´˘`*)♡
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