めっちゃめちゃにして…
いくつになっても情報収集に余念のない小生は、日々あらゆるツールを駆使して森羅万象アンテナを張り巡らせてネタを仕入れている。大トロ級のネタが舞い込んできたら、数日間は何かにつけて話をそのネタに寄せ続けるため、周囲にはさぞ迷惑に違いない。
最近の“大トロ”は、意外な方向から突き刺さってきた。
Nintendo Switch Onlineに加入すると、ファミコンに代表される懐かしのレトロゲームが遊び放題となり、最近では別料金でNINTENDO64のゲームもサブスクの恩恵を受けられるようになっている。
マリオやゼルダの過去作品は今までも幾度となく再登場しているのだが、この「ブラストドーザー」は任天堂リリース作品であるにもかかわらず、今まで一度も再登場・リメイクされておらず、「伝説のゲーム」として記憶の中に君臨していた。
「ブラストドーザー」が世に放たれたのは1997年3月。松たか子「明日、春が来たら」が街中で流行り、清原がFAで巨人にやってきた“あの春”の出来事だと思うと隔世の感がある。
27年ぶりの突然の再会に胸の高まりが鳴り止まない。小生はオッサンになってしまったが、キミはあの頃と同じ少年そのものではないか!
ゲームのルールとしては、危険な化学物質を積載したトレーラーが制御不能となり、進路上の建造物を重機で破壊していく…という渋い洋ゲーなのだが、パズル性が高く、おまけに意図的といって良いくらい操作性が悪いため、妙に中毒性を醸し出しており、仮に今新作として発表したとしても、バズる要素は十分にあるのではないだろうか。
当時、中学生だった小生は、クラスの友人からこのゲームを拝借したものの、意味を完全に呑み込むことができず、世界観にも没入することができなかったため、バックラッシュ(ダンプカー)をひたすら動かしながら、マリオカートに脳内補正していた気がする。ただ、エキサイティングな感覚だけは覚えていて、大人になったらいつか全クリしてやろうと思っていた。
そして神戸、ではなく現在。プロコンも導入して、日々ブラストドーザーで破壊活動に勤しんでいる。オイスター港を一向にクリアできないのだが、攻略サイトはエンディングをこの目で見るまでは一切見ない派なので、いつかクリアできる日を夢見て毎日、少しずつすこーしずつギグな息抜きとして楽しんでいるところだ。
SFC(スーパーファミコン)までは、「Get Along Togher」を聞いているような時代の壁を感じるけども、N64(NINTENDO64)ならばMrs. GREEN APPLEになってダンスホールを踊ることが現代でもギリギリ可能だ。そして、プレイしていると過ぎ去りし少年時代と心の奥底で回路がつながり、まさにマーヴェラス!(伏線?)。
ん?今日のいかがわしいタイトルは何だって?阿部寛のホームページ級の文化遺産と化した公式ページにその答えは載っている。ぜひご参照を。
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