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NPOの理事になるなんて想像もしていなかった私が、活動を始めたきっかけと続けている経緯

私は現在、キャリア教育系のNPO法人、JSBN(日本学生社会人ネットワーク)の理事をしています。

なぜこの団体に巡り合い、理事にまでなったかというと・・・全て偶然の重なりというか、成り行きと言ってしまうと何ですが、今流行りの言葉(?)で言うと、セレンディピティです。

そして、ワーママなんてただでさえ本業の仕事と育児・家事で忙しいのに、どうして無償でNPOの活動に相応の時間を割き続けているのか・・・その魅力についても書き綴っていきたいと思います。

出会い~人事仲間からの声かけ~

過去の記事でもちょこちょこ書いてきましたが、私は本業外でいろいろと勉強したり活動するのが好きな性格で、一時期、サイコム・ブレインズさんが主催しているその名も『次世代戦略人事リーダー養成講座』という講座を受講していました。(ちなみに恥ずかしながらその講座の受講者インタビュー動画はこちら。)

その講座では半年間グループワークがあるのですが、そこでたまたま同じグループで一緒だった仲間の一人が、ある時急にこう声をかけてくれたのです。「今教育系で面白い活動やってて、多分ケイも興味あると思うので、今度来てみない?」と。

よくわからないけれど、誘われたら一先ず飛び込んでみる性格の私は、そこからいきなり団体代表のホームパーティに初対面で参加し(笑)、お話しを聞いて感銘を受けてお手伝いから始め、続けているうちに今(理事)に至る・・・という感じです。

今思えば、最初に声をかけてもらった人と繋がったのも、戦略人事の講座に興味を持ち自費で通ったからこそだし、その人が私に声をかけてくれたのも、講座の間やその後のコミュニケーション・SNSでも私の興味・関心領域を発信していて、その人が汲み取ってくれていたからだなー、と感慨深いです。こういうのが、狙ったわけではないけど偶然舞い降りてくるようなセレンディピティってやつなのかなー、と感じています。

ミッションへの共感

さて、そんな感じでちょっとした繋がり・お誘いから始めてみたNPOの活動ですが、気づけばもう4年。なぜこんなにも続けているかというと、一つはやはり活動そのものの意義に共感しているからかと思います。

JSBNのミッションは「激動の時代にイキイキ生きる
「出る杭」=「チャレンジャー」を育成する。」。

これが、私のLife Pureposeである「誰もがイキイキと自分らしく輝ける社会を創る!」と通じるものがあり、とても共感しています。

今の世の中(特に日本?)は、周りがどうだとか、女性たるもの(男性たるもの)こうあらねばならない、とか、色んな世間の常識やらアンコンシャス・バイアスで自分らしさを押しつぶして委縮してしまっている人が多いのでは?という課題意識。私自身の課題意識とJSBNの課題意識・ミッションがすごくリンクしているので、素直に「この団体の活動に関わって何かしら役に立ちたい!」と思えました。

具体的にJSBNの活動でどんなことをしているか、何を大切にしているか・・・は別の記事で書こうと思っていますが、JSBNのイベントやワークショップ、各種施策で活動をしていると、自分の思いは間違っていないんだなー、と思えるし、自分自身も勇気をもらえます。その、ミッション・ビジョンやバリューへの共感はとても重要な要素だと思っています。

子連れの活動OK

教育に関わる活動をしているだけあって、JSBNの活動では、子どもを連れていっても大歓迎してもらえます。

私は息子が0歳の頃から活動に関わらせてもらっていますが、コロナ前はリアルでのミーティングも、「赤ちゃんを連れて行っても良いでしょうか?」と聞いたら「勿論大歓迎です!」と受け入れてもらい、東京駅すぐ近くの某外資銀行の重厚感あふれるオフィス(客用会議室)に赤ちゃん連れで入らせてもらっていました。

会議の間息子は寝ていることもあれば泣いてしまう時もありましたが、みなさん温かい気持ちで受け入れてくださり、肩身の狭い思いをすることはありませんでした。

子どもを産むと社会的な活動もしにくくなりそうな世の中で、こうして本業で保育園に預けている時間以外でも、子連れで社会に貢献できる活動をすることができる場がある、それだけで大変ありがたいと思っています。

こうした自分の経験も通じて、Life Purposeから派生して、「「子どもがいるから〇〇できない」ではなく「子どもがいるからこそ〇〇できる!」と言える社会を創りたい!」 という思いも強くなりました。

また、今息子は4歳になっていますが、彼自身にも良い影響が少なからず出てきていると思っています。大勢のステキな大人たちと頻繁に会い可愛がってもらっていることで、議論の内容は勿論わからないにしても、ポジティブな空気を感じてはいるだろうし、そのおかげで社交性も高まり、文字に対する興味が高まったのか、読み書きも早く覚えているような気がします。

定量的に説明することは難しいけれど、情操教育というか、必ず、脳に良い刺激が行っているんだろうなー、なんて感じている今日この頃です。子連れOK、むしろ子どもにとって良い影響もありそうな場だからこそ、長く活動を続けられると感じています。

自分自身が刺激を受け、世界が広がる

JSBNの運営メンバーは、年代も幅広く(大学生~50代の方まで)本業で様々な活躍をされている方たちが揃っています。(外資銀行、弁護士、税理士、コンサル、IT、官僚、商社、、、)

そうして、みなさん本業が忙しい中でも無償で相応の時間をこの活動に投じていて、志の高い方たちばかりです。

そういった仲間のみなさんと毎週顔を合わせ(今はオンラインですが)、世の中をよりよくしていくための議論をし、自分の知らなかった視点での意見を聞いたりすることで、毎回刺激を受け、視野が広がります。

私の場合は本業も人材開発・組織開発なので直で本業に活かせることもありますし、もっとベースの部分でプロジェクトの進め方とか人の巻き込み方、資料の作り方・・・などなど、どんな仕事であっても必要なスキルも磨かれます。(本業とは違う角度でいろんなやり方を知れる。)(このあたりの具体的なポイントはまた別記事で投稿します。)


そんなわけで、NPOの理事にはなろうと思ってなったわけではないのですが、素晴らしい活動で自分自身も刺激を受け成長でき、何より楽しい!ということで、続けてきています。

このNPOの活動シリーズは、「第二編 キャリア教育NPO法人JSBNの活動内容」「第三篇 NPO法人での活動が本業に活きているポイント編」「第四編 NPO法人JSBNでこれからやっていきたいこと」という感じでシリーズで書いていこうと思っています!







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