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今年も『楓橋夜泊』

あちこちから届く紅葉の絶景。秋の終わりを感じる季節です。

昨年もちょうどこの時期に『楓橋夜泊』をご紹介しました。

晩秋になると思い出すため、先日の漢詩講座でもこの詩を取り上げました。

よくこの詩を見直してみると、特に「紅葉」とか「晩秋」という表現が使われているわけではありません。

一句目の「霜天に満つ」と二句目の「江楓」ということばに晩秋のイメージをかきたてられるのでしょうね。

この詩は、有名であるが故に、後世の人たちの間でも、さまざまな議論を呼んだようです。

それにしても、1300年近くの時を経て、異国(日本)の人々にこのように愛されるということが、何よりもこの詩の魅力を物語っているということでしょうね。

よろしければ、今年もご覧ください😊



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