映画「キル・ボクスン」を観て想うこと
最近観た映画の1つに「キル・ボクスン」という作品を観たので、
感想をつらつらと書いてみます。
好きな映画・漫画のジャンルに「堅気になりたいけどなれないチート級殺し屋が主人公」でして、今回の映画もその1つ。簡単にあらすじはこんな感じ。
抜けたいけど抜けられない、切ない殺し屋稼業にどっぷり沼っていく姿は、以前読書レビューした伊坂幸太郎の「AX」にも似ている。
世界観は、「ジョンウィック」の世界観をそのまま韓国版としてアップデートしていて、格闘アクションも小道具で殺すシーンは特にそう感じた。
韓国映画の良さは、最新のジャンル映画を受け継ぎながらも、韓国だけでなく世界中で起きている問題、子育て、LGBT、悲しき資本主義といったテーマまで入れこんでいる点がお上手。
あと良い映画作品って、子役の演技や演出がめっちゃ上手い(是枝監督とか)けど、今回も娘役のキム・シアや、駆け出しの殺し屋イ・ヨン(「未成年裁判」での演技が強烈だった)がとても良き。
ファンジョンミンの贅沢な使い方(あのシーンは何だったのw)といい、さすがNetflixといった感じでしたが、できたら前日譚や、続編も観たいなって思いました。
最後に好きな殺し屋(?一部ちょっと違うか)作品をいくつか。「レオン」や「ジョンウィック」は殿堂入りということで。でもこの2つはやばすぎです。
アクションシーンだけで評価するなら最強レベル。カメラアングルが最高。
チート級ママ殺し屋で言えば、この映画からのオマージュもあるかな。
とにかくウォンビンがカッコ良すぎ。これも子役が最高。