Bird Call
私が暮らす家は、GoogleMapで検索すると・・・山(笑)。
そうは言っても、3年ほど前までは毎日遠く離れた会社まで出勤していたので、平日は夜に帰宅すると夕飯をすませて早々に寝て終わる・・・といった暮らしで、特に山の魅力や良さを実感する機会は少なく、ただ職場と遠い場所にある住まい・・・といった認識が強かったのです。
それがコロナ禍の影響で、ほぼ毎日が在宅勤務生活になり、日中も自宅で仕事するようになりました。山の斜面に向いた窓がある部屋を仕事部屋にしているのですが、裏山と窓の間にある林の枝にやってくる鳥の姿を目にしたり、さえずりを聴く機会が大幅に増えました。
それまでは鳥のさえずりにそれほど注意を向けることもなかったのですが、聞こえてくるさえずりや、目にした鳥のことを知りたくなり、段々とインターネットで検索するように・・・。その数、15種類ほど。これが多いのか少ないのかはわからないのですが(笑)、そんなに多種多様な鳥たちが身近にいたんだなぁと改めて感動しています。
写真の白い陶器の小鳥は、金属部の尾っぽを指でつまんでクルクル回すと、胴体部の陶器とこすれて“キュッキュッ”と小鳥がさえずっているような音が出ます。BirdCallといって、小鳥を呼び寄せるものだそうなのですが・・・まだ、一度も小鳥を呼べたことはありません(笑)。
いきなり郵便ポストに巣をつくろうとしていたシジュウカラ、春を告げるウグイスの谷渡り、夏の真夜中に聞くと背筋が凍りそうなヨタカの叫び(?)声、喉がヒリヒリしたようなサンショウクイの特徴的な声、鼓を打つようなツヅドリの不思議な声、旋回するトビの影、夫婦で姿を見せる愛嬌のあるキジたち・・・みてきいて、本当に豊かだなぁと感じます。
まだ成功したことのないBirdCall。さて、どんな小鳥が姿をみせてくれるのか、ちょっぴり楽しみです。
■サントリー日本の鳥百科:https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/