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今週のTech News #99 -ベイジアン時系列のPythonパッケージ、メッセンジャーアプリ「Signal」...etc

Twitterで流れてきた興味深いTweetを取り上げて、解像度をあげて読者に届けていくマガジンです。
データ分析、VR/AR、航空などの情報が多めになります。
ぜひフォローよろしくお願いいたします。


■ベイジアン時系列の予測と推論のためのPythonパッケージ

概要

Orbitは、ベイジアン時系列の予測と推論のためのPythonパッケージです。内部で確率的プログラミング言語を利用しながら、時系列タスクに使い慣れた直感的な初期化-適合-予測インターフェイスを提供します。

詳細については、ドキュメントとチュートリアルをご覧ください。

HTML(安定版):https ://orbit-ml.readthedocs.io/en/stable/
HTML(最新):https ://orbit-ml.readthedocs.io/en/latest/

現在、次のモデルの具体的な実装をサポートしています。

指数平滑法(ETS)
ローカルグローバルトレンド(LGT)
減衰ローカルトレンド(DLT)
カーネル時間ベースの回帰(KTR)
また、モデルの推定/推論のために、次のサンプリング/最適化方法もサポートしています。完全なサンプリング方法としてのマルコフ連鎖モンテカルロ(MCMC)
点推定法としての最大事後確率(MAP)
近似分布のハイブリッドサンプリング法としての変分推論(VI)

■Autodesk Fusionのことはじめ


3Dプリンター用のデータを作るために3D CADツールは何かしらほしい。代表的なものだとAUTODESUK社のFusionが一般的。個人用途であれば複雑な機能が省かれているものの無料版があるため、そちらを使ってみよう。

クリックで個人用 Autodesk Fusionへジャンプします


■メッセンジャーアプリ「Signal」が強固にプライバシーを守れる秘密

だれが使っているのか

一般のユーザーが使えるのはもちろん、ジャーナリストやドレイクやビヨンセといった著名人、知的財産を保護したいビジネスパーソン、デリケートなやりとりを保護するために政府関係者もSignalを使っているという。

Signalでメッセージを暗号化する仕組み

Signalアプリで送受信されるメッセージは、Signalプロトコルを使って全て暗号化されている。SignalプロトコルはAES(Advanced Encryption Standard)という共通鍵暗号アルゴリズムを採用しており、送信者と受信者が同じ暗号鍵を用いて暗号化と復号を実行。このAESはメッセージの内容を暗号化するために利用されているという。通話、ビデオ通話についても、Signalプロトコルに他の技術を組み合わせ、全て暗号化されている。

私もLINEをやめて、Signalを使うようにした。セキュリティの観点からSignalに乗り換えたが、実際使ってみると広告などがないシンプルなUIがとても気に入っている。おすすめ。


イラスト - Noriaki Kawanishi

とてもシンプルでわかりやすく絵のタッチが気に入っており使用させてもらっています。いつもありがとうございます。


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KG データの分析とGBFS
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