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度重なる不祥事、正常と異常の判断

こんにちは、戦略プランナーのKEIJIです。
今日は私がランニング中に「ん!?」と感じたバス停の名称から「正常と異常」の判断について考えてみました。

結論
判断基準となる「メジャー」とそれを「見直す機会」を持ちましょう!

当たり前のことですよね。
何でバス停の名称から、こんなことを書こうと思ったのか、気になる方は、もう少しお付き合いください。

こちらが考えるきっかけとなったバス停「高層住宅前」です。

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違和感がありませんか?
何で「ん!?」と違和感を感じたかと言うと、こちらのバス停に建っている建物は5階建てなんです。
早速調べてみると「高層住宅」に明確な定義はないそうですが、一般的に「3〜5階」を中層住宅、「6階以上」を高層住宅というそうです。

<ご参考>
都市計画法施行令では、実務上、高層は6階以上
建設省が1995年に策定した「長寿社会対応住宅設計指針」では、6階以上の高層住宅にはエレベーターを設置するとともに(以下、省略)


さて、話を戻しましょう。
この「違和感」が大事なんですよね。
違和感があると言うことは、自身が持っている何らかの「メジャー、尺度」とギャップがあると言うことです。

バス停の名称がいつ頃決められたものなのか分かりませんが、建物自体は1973年に建てられたそうです。
きっとこちらの「バス停」の名称も見直しの機会が定期的に設けられていて、実情やバス停を利用している方々のご意見やお気持ちなどを勘案して、今もこの名称になっているのだと思います。

企業や行政による不祥事のニュースを見かける機会が結構ありますよね。
会社勤めに限らず、日々の生活でも
「やるべき⇔やならないべき」
「正しい⇔正しくない」
「良い⇔悪い」
「正常⇔異常」
などの判断が求められます。
限られた時間で意思決定し、前に進むには判断基準となる「メジャー」とそれを「見直す機会」が必要です。

会社が予算と実績を比較するのは、まさに予算と言う「メジャー」で「正常か異常」の判断を行い、異常を発見したら必要な手を打つ為です。
そして外部や内部環境の変化により、必要に応じてそのメジャーを「見直す機会」を設けている。

このように数字で判断できるようなものは、正常と異常の判断が比較的容易ですが、数字にできないモノやコトの方が多いと思います。
企業では限られた情報、限られた時間で、個々人が意思決定をしなければなりません。しかし、あらゆるコトに判断基準を設けるのは現実的ではありません。
では、どうするか?

自社の「WAY」を確立、共有、浸透させ、共通の価値観、判断基準を社員が持てるようにする。
家では「家訓」を定める。


WAYについて書き出すとまた長くなるので、またの機会にさせていただきます。

まずは判断基準となる「メジャー」とそれを「見直す機会」を設ける。
特に見直す機会は、変化のスピードが早く、情報の伝達スピードも早くなっている現代では大切だと思います。
世間の空気、規制などにアンテナを張っておき、違和感を感じたら声を上げましょう。

最後までに読んでいただきありがとうございました。

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