
「騎士団長殺し」と「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」と 「IQ84」
村上春樹の熱心な読者ではないが、今回Kindleで呼んだ「騎士団長殺し」はとてもよかった。
私が複数回読んだ村上春樹の本は
「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」と
「IQ84」だが、この2作と「騎士団長殺し」は様々なモチーフが重なっていて面白いと思ったのでメモしておこうと思う。
(『風の歌を聴け』も複数回呼んだかも知れないが覚えていないのだ)
・「暗い穴」もしくは地下。
「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」の洞窟と「騎士団長殺し」のメタファーの洞窟。
それから水への渇望。これは別の話だったか。ねじまき鳥クロニクルだったかもしれない。
・60㎝ぐらいの小さい人、精霊。
・死を待つだけの父親と、その生き霊、生前は超無口
・セクシャルな女性、性的に旺盛な女性
・処女受胎
・パラレルワールドの存在
・音楽が重要な役割。「IQ84」ではヤナーチェク、「騎士団長殺し」はオペラ。