見出し画像

人生には3つの坂があるように、人生にはカットアウト、フェードアウト、エンディングつきの3つの終わり方がある,その2坂本龍一の緩和ケアのお話

人生には3つの坂がある、ように、人生にはカットアウト、フェードアウト、エンディングつきの3つの終わり方がある。と、思う。これは私見だけど。

カットアウトな死に方は、事故死や、急病など、本人が直前まで死を意識すること亡くなるパターン。
フェードアウトは、老衰とか、ボケとかで、死を意識しつつ、だんだん混沌とする中で、亡くなるるパターン。
そしてエンディングつきは、死ぬことを意識し、準備をして亡くなるパターンだ。

今ニュースで坂本龍一さんの自伝が出ると聞いた。

この本は、確か女性誌に連載されていた記事ではなかったか。婦人公論とかの。でも単行本になるのは嬉しいので、たぶん買って読むだろう。物理的な本は大好きではあるんだが、断捨離でいずれ捨ててしまうのが分かったのでたぶんKindleで。

で、ニュースでこの本の担当編集者の方が、出ていて(プロモーションだろうが)坂本龍一さんの人生の最終盤の話をしていた。

坂本龍一さんは自ら緩和ケアを受けていたそうだが、無くなる数日前に主治医の方々ひとり一人と握手をして、いままでありがとうございました。ここまででけっこうです、と言ったのだそうです。

レディオ坂本の最終回も終え、自分のライブもきれいに映像に残し、最後のアルバムも出し、自伝も書き終えて、すばらしいエンディングを書いた、さすが世界のサカモトだと、深く感銘を受けています。

最後に細野晴臣さんの坂本龍一さん追悼コメントを引用する。
心に響く、深い言葉。

坂本くんは数年かけて準備をし永眠しました。

 御本人も御家族も後悔なく、静かに旅立ったと聞きました。

 それを知ってから、僕も安らげています。


いいなと思ったら応援しよう!