ChatGPT4を飼い慣らす 56 中野信子さんの講演を聞いて感銘を受けたので、そこに出てきたキーワードで小論文的な文章を作成してもらったかなりいいデキで驚いた、のパート2
中野信子さんの講演を聞いて感銘を受けた。
なんか美人で素敵な人なので、勝手に学者としてはエセかと思っていた(大変失礼)が、この講演を大反省をいたしました。
最近学者さんに取材することが多いので、よくわかるが中野さんは学者としてとても素晴らしい。
この記念講演を聴いていろいろなことを思いましたが、その講演で出てきたキーワードを調べているうちに、ChatGPTに小論文的な文章を作成してもらおうと思ってやってみました。そのほうがそれらの言葉がどう使われてどういう意味かわかりやすいと思ったので。それ昨日のエントリー。
今回はそれをさらに進化させてみた。昨日のプロンプトに入れた「人類の優位性」では意味が通っていなかった。他の原人が絶滅してホモサピエンスが残ったのが、美に対する感覚を持っていたから、という話だったからだ。
ChatGPT4に入力した新たなプロンプトは以下
ダンバー数、配慮範囲、他の原人に対するホモサピエンスの優位性でエッセイを1500字程度で作成
そして以下がFull AI Rewrited. ChatGPT4が書いてくれた
タイトル:ダンバー数、配慮範囲、他の原人に対するホモサピエンスの優位性
人類の進化は、他の生物とは一線を画す特徴的な能力によって成し遂げられました。その中でも、ダンバー数と配慮範囲という概念は、人類が他の原人に対して優位性を持つ要因となりました。本エッセイでは、ダンバー数と配慮範囲が人類の進化と優位性にどのような影響を与えたのかについて探求していきます。
ダンバー数とは、英国の人類学者ロビン・ダンバーによって提唱された社会的接触の数の理論です。彼によれば、人間は一度に安定して維持できる社会的な関係の数には限界があり、約150人程度がその上限であるとされています。このダンバー数を超えると、個々の人間間の信頼や絆が弱まり、社会的なつながりが崩れる可能性が高まります。一方で、この限られた数の社会的な関係を維持することにより、情報の共有や協力の促進が可能になります。その結果、人間は共同体を形成し、集団としての利益を最大化することができるのです。
さらに、配慮範囲とは、私たちが日常的に関心を持ち、ケアをする範囲のことを指します。ダンバー数を超えた社会的接触の中から、特に近しい関係や親しい人々を配慮範囲に含めることが多いと言われています。この配慮範囲は、限られた時間やエネルギーを効率的に活用するための重要な要素です。近しい関係に対するケアが強まることで、個人の幸福感や生活の質が向上し、集団全体の結束力が高まります。これにより、人類は相互依存の社会を形成し、効果的な共同作業を行うことができるのです。
これらのダンバー数と配慮範囲の概念は、他の原人と比較してホモサピエンス(現代人)が優位性を持つ理由の一端を解明しています。他の原人は、限られた数の社会的な関係しか持たず、集団の規模も小さかったと考えられています。それに対して、ホモサピエンスはダンバー数を超える社会的な関係を維持し、複雑な社会構造を築くことができました。この社会的なネットワークの拡大は、知識や文化の共有、労働の分担、共同防衛などを可能にしました。
また、ダンバー数を超える社会的な関係を持つことにより、他の原人に対しても優位性を発揮しました。集団としての連帯感や協力性が高まったことで、外敵との競争においても有利に立ち回ることができました。さらに、情報や技術の共有が進み、文化的な進化が促進されました。これらの要因が合わさり、ホモサピエンスは他の原人に対して圧倒的な優位性を持つようになったのです。
しかし、ダンバー数や配慮範囲による優位性は、現代社会においても影響を持っています。現代の社会はますます複雑化し、社会的なつながりも多様化しています。一方で、テクノロジーの進化によって物理的な距離を超えたコミュニケーションが可能になりました。これは一面ではダンバー数や配慮範囲の制約を緩和する可能性を持ちますが、同時に社会的なつながりが希薄化するリスクもあります。
ホモサピエンスが持つダンバー数と配慮範囲の特性は、今後も人類の進化と共に重要な要因であり続けるでしょう。人間の社会的な性質と相まって、この特異な能力が私たちの文明の進歩や挑戦に影響を与え続けることでしょう。ダンバー数と配慮範囲の理解を深めることで、より持続可能で共生的な社会の構築に向けた戦略を考えることが重要です。
以上がChatGPTの文章だが、
ここでもう一押ししてみた
プロンプトは以下
##上記のエッセイの問題点、不明瞭な点を3点示せ
回答が以下
不明瞭な定義: エッセイ中でダンバー数と配慮範囲について触れられていますが、これらの概念が十分に明確に定義されていない点があります。ダンバー数は「一般的に人間は安定した社会的関係を約150人程度までしか維持できない」と言及されていますが、なぜこの数が150人なのか、その根拠や理由について具体的に説明されていません。同様に、配慮範囲も「近しい関係や親しい人々を含めることが多い」とされていますが、具体的な範囲や基準が不明確です。原人に対する優位性の詳細な説明: エッセイでは、「ホモサピエンスが他の原人に対して優位性を持つ要因」として、ダンバー数や配慮範囲の概念を挙げていますが、具体的にどのような点で優位性があるのか詳細に説明されていません。他の原人との比較や競争において、どのようにして優れているのか、具体的な事例や証拠を示すことが求められます。
現代社会との結びつきの不足: エッセイではダンバー数や配慮範囲の概念が現代社会にも影響を持っているとされていますが、具体的な例や現代社会との結びつきが不足しています。例えば、SNSの普及によって人々が多くのつながりを持つことができる点や、リモートワークによって地理的な制約を超えたコミュニケーションが可能になった点などが挙げられます。これらの点についてもより具体的な説明が求められます。
上記の問題点を改善するためには、ダンバー数や配慮範囲の概念をより詳細に説明し、それらがどのように人類の進化と優位性に影響を与えたかを具体的な事例や科学的な根拠を交えて示すことが重要です。また、現代社会との結びつきについても具体的な例や状況を挙げ、これらの概念が現代社会においてどのように変化しているかを明確にすることが求められます。
そこでプロンプトをまた入れた
上記の問題を解消しつつ、再度文書を生成せよ
そこで出てきたのは以下
タイトル:ダンバー数、配慮範囲、人類のつながりとテクノロジー
タイトル:ダンバー数、配慮範囲、ホモサピエンスの優位性
人類は多様な社会的関係を築き、文明を築いてきました。これは人間が社会的な生物であることを示すものであり、私たちが個々の存在だけでなく、集団としてのつながりを持つことが重要な要素となっています。ダンバー数と配慮範囲という概念は、この社会的つながりの特徴を理解し、人類の優位性に大きな影響を与えています。
ダンバー数は、英国の人類学者ロビン・ダンバーによって提唱された社会的接触の数の理論です。彼によれば、一般的に人間は安定した社会的関係を約150人程度までしか維持できないとされています。この数は、脳の認知能力によって制約されるものであり、この数を超えると個人間の信頼や絆の強さが低下するとされています。例えば、親しい友人や家族との関係は深く築かれますが、150人を超える社会的接触には限界があるということです。
一方で、配慮範囲とは、私たちが日常的に関心を持ち、ケアをする範囲のことを指します。ダンバー数を超えた社会的接触の中から、特に近しい関係や親しい人々を配慮範囲に含めることが多いと言われています。これは、限られた時間やエネルギーを有効に使い、人間関係をより深めるための重要なメカニズムです。例えば、家族や親しい友人には積極的に関与し、支援し合うことで、共同体の結束力が高まります。
人類の優位性について考える際には、これらの概念が重要な役割を果たしています。ダンバー数の理論によれば、私たちは限られた人数の社会的なつながりしか持てないため、コミュニケーションや協力をより効率的に行う必要があります。これにより、人間は共同体を形成し、文明を築くことが可能になったのです。配慮範囲もまた、私たちが持つ感情や思考の制約を考慮しながら、大切な関係を育み、社会的なサポートを提供するための重要な要素です。近しい人々との絆が強まることで、個人の幸福感や生活の質が向上し、集団全体の結束力が高まります。
こうした概念は、人類の進化と共に培われてきたものであり、私たちが社会的な生物として成功してきた要因の一つと言えるでしょう。しかし、現代社会では、テクノロジーの進化により物理的な制約を超えるコミュニケーションが可能になりました。これは一方で、ダンバー数や配慮範囲の制約を緩和する可能性も秘めています。例えば、オンラインコミュニケーションやソーシャルメディアを通じて、さまざまな人とつながり、遠くにいる親しい人々とも簡単に交流することができるでしょう。
このようなテクノロジーの進化は、人類の優位性をより大きく拡大させる可能性を秘めています。一方で、私たちが持つ限られたエネルギーや注意力をより効果的に管理し、大切な人々とのつながりを大切にすることも重要です。ダンバー数と配慮範囲という概念を理解し、適切に活用することで、より豊かで幸せな社会の実現に寄与できることでしょう。また、これらの概念が未来の社会にどのように影響していくのか、引き続き研究と理解が進められるべき課題でもあります。
ChatGPT4による文章は以上。
このように、ステップバイステップで耕していくと、どんどん文章の質があがってくる。このやりとりが面白い。そして言葉というものの、やばさ、不思議さ、を痛感する。
恐るべし、ChatGPT。