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読書日記 ブルーバックスなぜ宇宙は存在するのか はじめての現代宇宙論 Audible Logo Audible版 – 完全版野村 泰紀 (著), 岡本 昇 (ナレーション),が、あまりにパンク過ぎて驚いたのだった。
「audible (オーディブル)で散歩中の聴く読書を始めてみた」が続いている。
音楽も大好きなんだが、仕事中に音楽は死ぬほど聴いている。でも文章を書く仕事なので、言葉があるものや、読む読書は仕事しながらできないから、散歩の時だけになる。でも散歩がずいぶん楽しくなる。
この習慣をはじめて、なぜか科学的な好奇心が芽生えてきた。以前は「時間がは存在しない」というのを読んで、時間が存在しないって、すごすぎるし、今ここに居る俺は時間の中に居るわけではないのか、と死ぬほど驚いたわけだが、今回は宇宙に興味がいった。
まだ読書途中だが、いまのところまでで死ぬほど驚いているのは、以下。
日頃の悩みどころか、地球の存在するら芥子粒以下と思えるぐらい、馬鹿でかい、巨大な話が、猛烈にぶっ飛んでいてすごい。最前線の物理って、パンクなんか逃げ出すぐらいの、パンキッシュぶりだ。
・ビッグバンのコンマ数秒後からのことは結構克明にわかっている。そして宇宙の創成期の痕跡は今の宇宙の周縁にある、というか周縁から発せられている光が、宇宙創成の138億年前の光を見ている
・とはいえ、いまだに人類にはわかっていない物質が宇宙にはあって、それがダークマターである。8割方それだ。
・それとは別にダークエネルギーという力がある、というかそれを設定しないとうまく説明できない。
・今の宇宙の誕生とされるビッグバンの前にも宇宙はあって、その宇宙は指数関数的に膨張していた。インフレーション理論と言われている。膨張の大きさが光速を超えているので、それは光を発しても、我々には永遠に届かない。(なんだそれ)ビッグバンの前の膨張する宇宙を設定しないと、今の宇宙が信じられないほど平らであることが説明できない。
上記より
インフレーション瞬間の膨張速度は、シャンパンの泡1粒が、光速より速い、一瞬のうちに太陽系以上の大きさになるほど急速です。
・マルチバース、多元宇宙という考え方。この宇宙とは別の宇宙があるという考え方が今や主流。
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