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ライブの反省。ベースを弾きはじめたときの初心に戻ろうと思う。

俺はギタリストであって、ベーシストではない(なかった)。ギターは13歳からやっているがベースは(本格的にやるようになったのは)50過ぎてからだ。(プラス、トランペット吹きでもあるが、それは別のお話)

実は、ベーシストという自覚がない、だからいい、というところはあって、そればベーシストとして褒められたい、という気持ちが全くないところだ。ベースを弾く自分はどうでもよくて、その音楽に対してベースで貢献したい、その曲が求めているベースを弾こう、と思えるところだ。

その曲が求めているベースを弾こう。
目立つ必要はなく、大きな音を出す必要もなく、ただただ音楽が求めるところのベースを弾く、それを無心でできるのが、ベーシストの自覚がない俺のいいところだと思っていた。

それにテクニックもないから、必然的にシンプルなベースになる。グルーブだけを追求しようという気持ちになる。それもよい、と思っていた(つまりすでに悟っていたのだ、期せずして)

ところが最近、ベースの練習もするようになり、ベースも何本か買うようになって、いいベースもほしいと思うようになると同時に、ベーシストとして褒められたいという気持ちを持つようになってしまった。

特に前回のライブでは「特定の人」に、ベーシストとしてかっこいいと思ってもらいたい、という気持ちがあったため、より悪かった。
結果的にロストもあったり、エフェクターのトラブルも誘発してしまった。

もてたい、かっこよく見られたいってのは、やっぱりギターの時やボーカルの時、もしくはトランペットの時にやろう。それはマイナス要素にはならないと思う。
でもベースの時はダメだ。
すべてを音楽に捧げて無心で弾かなくてはだめなんだな、といたく反省した夜だった。

次回からはそういうことがないように心してベースを持ちたいと思います。
でもいいベースは買いたいです。ミュージックマンかムスタングベース。

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