中村佳穂がなぜすごいのか。それは音楽に対して感性が開ききっているからだ。

この中村佳穂のライブビデオ(たぶん三茶のグレープフルーツムーン)を何回みただろうか。そして毎回、前回よりも激しく感動する。

中村佳穂がなぜすごいのか。
それは音楽に対して開ききっているからだ、と気がついた。
音楽は、いや表現者はすべて、感覚、感性が開ききっていなければ、いい表現はできない。それは表情、体の動き、喉の開き具合でわかる。

音楽が至上であり、音楽のために生きている人の奏でる音楽は、美しく、歓びに満ちている。生命とは、人生とは引き伸ばされた奇跡の祝祭なんだ、ということを直感的に感じさせてる。

この文章を書きながら、私はやはり、中村佳穂の音で泣いている。

いいなと思ったら応援しよう!